~ 氷山の下り坂 ~
正男「AS、俺は思ったんだが本当にレインボーロッドというやつで宇宙船ごと飛ばされたのか?」
AS「使ってなかったら、貴方と会ってない筈ですよ。
国宝にこうなる程、壮大な力を持っていますからね。
しかしあの杖に欠点がありまして、願いの量によっては時間が掛かる事があります。」
正男「どのくらい掛かるんだ?」
AS「例えば世界制服なら数時間、船ごと飛ばすなら十秒くらいは掛かります。
正男「無限の力がある割にデメリットが目立つな・・・」
AS「もうすぐ街に着きますね。 街の先に公園があって、そこがワープ発動場所となっています」
正男「公園が? 信じられんな・・・」
~ 氷山の麓の街 ~
会話しながら下山し街に到着した二人、しかし・・・
正男「どういう事だ? 殆どの建物が炎で包まれている!」
目の前には多くの建物が火災し、道路には
モンスターや軍服姿の者が暴れまわっていた。
AS「あっ! 正男さん,あれが僕が言う謎の集団です。」
集団の一人が二人をの方を見ると、直ぐに襲い掛かって来た。
正男は相手に強力な蹴りで打倒した。
正男「戦火が激しいが此処を突破するぞ!」
AS「はいっ!」