〜 公園 〜
ヘイック「ぐはぁっ・・,この俺がやられるとは。覚えていろ!」
ヘイックは捨てゼリフを吐き,一目散に去っていった。
正男「マシンガンだけで勝てると思っていたんだろうかアイツは・・?」
AS「無事に追い払いましたね。 ワープをやりますので早く!」
正男「あぁそうだった。 ・・んで,どこだ。」
AS「あの台座です。大きい円の中の星がマークしているとこです。」
二人は台座の上に立ち,ASが瞬間移動の呪文を唱えると,
そこが光りだした。 そして光が収まった時,そこに正男とASの姿はいなかった。
つまり星園の国へワープをしたのである。
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〜 星園の国・城の内部 〜
王座で一人の少年が偉そうにジュースを飲みながら座っていた。
少年「王座に座れるなんて,僕は何て素晴らしい人生だろうww」
??「レインボーロッドの使い心地も最高だろ。」
王座から入って来たのは,白い服に水色の帽子を被った男。
??「女王も囚われている上に,レインボーロッドも我々の物。
順調に進めばは世界征服が完了する。」
少年「そうすれば,渋谷とか新宿とか何でもしたい放題になるね。
愚かな人間にこれ(レインボーロッド)で何して遊ぼうかなぁww」
王座で爛々と会話をしていると,一人の兵士が焦った表情で入り込んできた。
兵士「失礼します。 赤い帽子を被った者とあの星が制圧した国に侵入しました。」
??「ほぉ・・,こんな優雅な時に招待されていないお客が来るとはな。」
少年「フン,そんな奴はこれでお見舞いしてやる!」
??「おいっ そのレインボーロッドを俺に渡してくれないか。
先程,友人の魔術師からコレのレプリカが届いたから。」
少年「えぇ・・,本物の方が良いよ。」
??「いいか,俺はこの軍団の主だ。 予期せぬ事が起きたら,
面倒な事になるから。 これは命令だ。」
少年「ちぇっ・・(嫌々しく渡す)」
それと同時に国宝のレプリカを少年に渡す男性。
??「これで良い,行って来い。」
少年はムカムカした表情で国宝の力を使い,何処かへ瞬間移動した。
??「全くだ。 東京の何処かで適当に仲間にしようと思った俺にとっては,
少々運が悪かったみたいだな。 ・・だが,海次は強い性格だ。 一応,期待しておこう。」