〜 星園の国の城・屋上 〜

 

ゼロス「思ったより強いじゃねぇーか・・。 ( 腹を押さえる )

フッ・・,俺が甘く見ていた様だ。」

 

 

正男「言われてみれば,お前は俺を甘く見ていたんだよ。」

 

 

ゼロス「・・降参だ。 敗者は此処を引くのみ。

だが何れ,また,何処かで俺の仲間が破壊計画を企てているだろうなww。

じゃあな正男,俺とはお前は因縁の敵になったからな!。」

 

 

ゼロスはそう言い放ち,ジェットを最大出力を上げ,

屋上を飛び放ち,この国から何処かへと去って行った。

 

 

宇宙空間なのに,宇宙服無しでどうやって帰れるかは謎という事にする。

 

 

AS「終わったみたいですね・・。」

 

 

正男「あぁ・・,でもアイツは言ったぞ。

奴の仲間が破壊を計画していると・・,全てが終わった気分じゃないな。」

 

 

正男はレインボーロッドを手にし,彼の言動で発動を中断。

ゼロスの野望である世界征服は彼の活躍によって打ち破られたのである。

 

 

事を済ませた二人は,城から出るため屋上から降りて行った。

 

 


 

〜 城の外 〜

 

正男「女王が出迎えたそうだな・・。」

 

 

城の外では女王とその仲間達が正男達を出迎えてくれた。

 

 

女王「あの・・赤帽子さん。 この国を救って頂き有難うございます。

貴方が此処にいなかったら,今頃恐怖に包まれていた事でしょう。」

 

 

正男「あぁ御礼はいらんよ。 ”偶然”というお陰で

地球の危機は免れたものだからなぁ・・,本当に”偶然”というお陰だよ。」

 

 

女王「赤帽子さん。 これから貴方に祝福を差し上げますが・・」

 

 

正男「祝福は有り難いが遠慮しておくよ。」

 

 

AS「・・良いですか?」

 

 

正男「良いんだ。 これで満足しているよ。」

 

 

彼は祝福を断った。 何故なら,弟の浩二が正男の帰りを待っているかもしれないからだ。

事件を済ませただけで彼は祝福以上に満足している。

 

 

女王「そうですか・・,またいつか来てくださいね。」

 

 

AS「正男さん。 僕もまた地球に行ってみたいです。 有難うございました。」

 

 

正男「AS,世話になったなぁ。 じゃあな・・・と言いたいんだが,

どうやって帰るんだったっけ?」

 

 

AS「あぁ・・ 僕が地球まで送ってあげます。」

 

 

この後,ASが正男を地球へと送って行った。

地球へと帰った正男はASと別れ,自分の家へと徒歩で帰って行った。

 

 

これで正男は宇宙での戦いに幕を閉じたのである。

しかし,ゼロスの仲間の一人が破壊計画を段階的に進んでいる。

 

 

ゼロスが率いる謎の軍団との戦いは完全に終わった訳では無いのである。

 

 

スーパー正男1 Ver2007  THE END

 

 

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