~ 和風の街・大通り ~
正男の手でポンコツにした装甲車。 乗り込んだ兵士等は中から這い出してきた。
正男は装甲車の中を確認した。 其処にクリスがいなかった。
怒った正男は一人の兵士を掴んだ。
正男「おいっ! ここにいた女は何処に行った!」
兵士「ここの女は途中で降ろし,他の兵士によってヘリを乗り込ませた・・。」
正男はその兵士を一殴りをして気絶させる。
正男「・・どうすればいいんだ。」
その時,装甲車の中の通信機から音声が入った。
通信機の音声「こちら最前線に活動する者だ。
たった今,衛星開発会社に占拠した。 和風の街に駐留する者は
直ちに衛星開発会社のある西の方向へと向かえ! 繰り返す・・」
正男「・・ひょっとしたら,クリスもそこにいるかも?」
彼はその勘を頼りに西の方へと進んでいった。
十分位で走って辿り着いたところは鉄道の線路が敷かれたトンネルの入り口・・。
正男「入ってみるか・・。」