ストーリー

 

~ 海岸 ~

 

浩二「あぁ~、あてずっぽで来たけど、此処、いい場所だなぁ~」

 

 

海岸沿いの浜辺で、浩二が両手を頭に組んで歩いていた。

 

付近には、岸辺や海の上に歴史的風貌を持つ遺跡が斑に建っている。

この場所で遺跡が建ち並ぶ学術的な理由は今も解明中である。

 

浩二は一人旅という楽しみを満喫しながら、その先へと進んでいく。

 

 

だが、彼には気づかなかった。

 

 

とある一軒の遺跡の内部で一人の謎の男が篭もっており、

遺跡の小さな窓から双眼鏡で浩二を重点に監視をしていたのである。

 

謎の男は焦りの表情を浮かべながら、額から小さな汗が顎下へ垂れ下がる。

 

 

謎の男「ここで警察が来るのを見張っていたが、まさか奴の弟だと?

これは予想外だな。 ここで、妨害作戦を発動しなければな」

 

 

そう言うと、片手を上に出し、手の平を前へ倒す。

後ろにいた謎の男の部下共は動き出し、彼の篭もる遺跡から出て行った。

先程の謎の男の手の動きはジェスチャーであり、『 行け 』という合図であった。

 

 

再び、浩二の視点に戻る。

彼は口笛を吹きながら、先へ進んでいた。

 

直後、3人の男が浩二の前に立ちふさがる。

 

 

浩二「なっ 何だ?」

 

男「悪いが、ここは通さないぜ!」

 

 

3人の男は銃を取り出した。 浩二は立ちふされた直後に、彼らの服装や威圧感から

自分の敵であると判断し、銃が出た直後、浩二は3人の男の頭部に向けて、一人ずつ飛び蹴りで倒した。

 

 

自分の敵がいなくなったので、危機は去ったと思われた。

しかし、陸の方から生物や同じ服装をした男達が襲い掛かってきたのである。

 

 

浩二「うわっ こいつらはチンピラなのかなぁ? だったら、この遺跡から追い払わなければ!」