〜 城塞・内部 〜
城内に張り巡らされた大量の小部屋を抜け出した3人。
ここからが正念場といったところか…
正男「奴等は何で破壊ばっかやるんだ?」
五十朗「おい正男,まさか3度も奴等と戦ったのに肝心なところを聞いてなかったのか?」
正男「いや…,俺は当初,奴等は破壊を好んでいると思っていた」
ピィーー
突如,通路全体にノイズ音が響き渡る。 耳につんざく程では無かったが…
???の声「あいにくの再開だな。 さすが宿敵といったところだ」
スピーカーの付いた監視カメラから男の声が発する。
それを見た正男は…
正男「よう,遊びに来たぜゼロス」
クリス「その声がゼロスなの…」
ゼロス(???)の声「ここまで来たのは御苦労なこった。
だが,第三次破壊活動の実施が迫りつつある。 止めたければ,急いで来るがいい」
そう3人に伝えると,スピーカーを切った。
クリス「今回も破壊をするみたいね…」
五十朗「くそっ 奴らめ! 破壊ばっかして何を得たいんだ?」
正男「全く,酷いご時世なもんだ」