地球のとある大陸。

そこは平穏に包まれ,大勢の人々は長閑に暮らしていた。

しかし,時には日常を脅かす者が現れる。

 

人々が暮らす場所から離れたところではペットモンやモンスターといった生物が存在する。

その中に凶暴な性格を持った生物が人々の住む場所に堂々と入り込み,危害を加えた。

 

そこで凶暴な生物を追い返し,人々を守る者がいた。 その者の名は正男。

彼は他の人と比べ,超人と言われる程の力を持ち合わせている。

 

その持ち前で生物による危害が減っていった。

 

 

その後,平和が続くと思われた。 生物よりも最も危険な存在が現れた。

それはゼロスとスペール。 彼等は大勢の配下を率い,各地を襲っては破壊を繰り返した。

 

それに見かねた正男はその仲間は自分達の世界を守る為,ゼロスとスペールを相手に戦った。

 

幾度の戦いを経て,彼等の正体と目的が判明した。

彼等はこの世界の人間ではなく別世界の人間だ。 

復讐という目的を成すべく,この世界で拠点を作る為に襲ったのである。

 

彼等はそういう過去を背負っているかもしれないが,正男達にとってはそれは許し難いものであった。

 

正男達は彼等を倒そうとした。 だが,別の脅威によってその機会を逃した。

 

その後,再び平穏を取り戻した。

しかし,彼等の行動に怒りを隠せなかった正男は打倒の誓いを立て,その時を待ち続けた。

 

 

 

 

ついに,その時が来てしまったのだ。 

正男は彼等を追う最大の戦いが迫っている事を…

 

 

 

 

スーパー正男

 

 

 

 


 

 

〜 ??? 〜

 

正男「むっ…」

 

 

正男の眼が開き,上半身を起こす。 

両目を擦った後,周囲を見渡す。

見て分かったのは,正男にとっては見慣れない景色である事だ。

 

彼は思った。 何故,見知らぬ場所で眠っていたのか?

そこで以前の事を思い出してみる。 彼はザトシと共に居酒屋に寄っていた。

帰り道に謎の眩い光に包まれて… その後は今ここにいる。

 

 

正男「最悪だな…,ようやく分かった。 どうやら,こんな薄暗い場所へ招かされたようだ」

 

 

その場で立ち上がると,彼は直ぐに当てずっぽうながら先へ進みに行った。

何か手掛かりが掴めるかもしれないと…

 

 

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