場面が大きく変わって、ある者達の視点に移る。
~ ヴェルフォルニア城・会議室 ~
室内にはSTAGE11のボス、デイルと各国から来た戦士達がこの部屋に集っていた。
仲間A「…えっと、偵察の情報によりますと正男、ルルン、マシュリンの以下3名が
ジェルファの転移魔法によって帝国領に移動。 正男を筆頭に城塞内部へ突入した模様です」
仲間B「信じられないな…、異界の者でありながらこれ程、速く物事が進むとは奇跡としか言いようがない」
デイル「一部の人間達による最悪の不手際で彼ら竜の一族が帝国を築き上げ、世界の脅威になった。
厄介事を押し付けられている以上、彼には感謝しないといけないな」
仲間A「だが彼には一つ心配するべき事がある。 あいつに利用されている事だ」
仲間B「もしかしたら命の危険もある」
デイル「では、俺たちも人間が行った罪の清算の為に早急に動こう。
既にあいつとその一味がやらかした証拠はもう手に入れている」
仲間A、B「分かりました」