マシュリン「空洞に辿り着いたわね…」
正男「浮いた足場があるな…」
ゼロス「気を付けろ。 よく見たら、ボロくなっているぞ」
正男「ちゃんと見ているさ」
ルルン「ちょっと待って! 向こうにいるのは誰?」
???「ははは、久しぶりだなーっ 正男!」
その先で正男達を待ち構えるかのように立っていた男。
正男とゼロスはその顔を見て、誰であるか直ぐ分かった。
ゼロス「ヘイック…?」
正男「またかよ…。 って、何でこんなところにいるんだ?」
その男の名はヘイック。
彼は殺し屋、金さえ払えばどんな手段でも殺しに掛かる執念深きプロ。
正男は彼に対し、三度行く手を阻まれたものの打ち倒している。
ゼイターのいる建物でまさかのまさかの再登場を果たす。
ヘイック「まさか元雇い主と手を組んでいるとはねぇ…。 ふっ 変わったもんだな」
マシュリン「ヘラヘラと笑っているわね」
正男「ヘイック…、俺に傍に雇用主がいるんだぞ」
ゼロス「正男…、アイツは金が全てなんだ」
ヘイック「その通り。 今の俺はあの方と契約している。
縁を切ったゼロスやら、もう用はない。 さぁ覚悟しな!」
ゼロス達との関係を簡単に断ち切ったヘイックは
サブマシンガンと暗黒属性のレーザー銃を手に正男達に向ける。
正男「やれやれだな…」