~ 大学の広場 ~
正男「ザトシ,俺から離れるなよ。」
ザトシ「何でだよ・・。 俺は素手でロボットを倒しているぜ。」
正男「お前の身に何かがあったら,こっちが面倒になるんだ。」
ザトシ「おっと! あそこにもロボットが」
15mのところにノロノロと動くロボットがいた。
ザトシは足で踏み壊そうと思わんばかり,そのロボットに近づいた。
正男「おいおい,そんなの無視しろ。」
正男が呆れた表情になったその時・・
バキューーン!
ブス!
ザトシ「ぐおっ!」
ザトシの左肩に注射針の様な物が刺されていた。
正男は撃った方向を向くと,向こうにまた別の大型ロボットが
特殊な大型銃の様な物で構えているのを目にした。
大型ロボット「洗脳弾ニ命中成功・・ コレヨリ撤退ヲ行イマス。」
それを発すると,そのまま後方へ去って行った。
正男「あのロボット・・ 逃げやがった。」
あのロボットを追いたいと思う正男,しかし・・。
ザトシ「正男おぉぉ! うぉっ うぉっ うぉっ うおぉぉわぁぁぁっ!
暴れ・・ 暴れ・・ 暴れまくれてーーー! うがぁぁぁーー!」
暴れるゴリラの様な動きをしながら回転するザトシ。
ついに暴走し,両手を振り回しながら,何処かへと行ってしまった。
正男「あれ程言ったのに・・ お前という奴は・・。
仕方ない,どうにかザトシに究極級の暴れっぷりを止めなければ・・。」
正男はザトシの暴走を止めるため,彼を追った。