~ 最深部 ~
真っ直ぐ奥へ進んでいくと,そこに鉄の扉があり,周りには黄色と黒の警戒色が塗られている。
扉の上の表示板を見ると,『危険兵器保管室』と書かれていた。
正男「・・・・?」
不思議そうに見ながら,鉄の扉を開けた。
~ 危険兵器保管室 ~
中に入るとそこは,とても広い大部屋だった。
周りを見合すと殺風景な雰囲気が漂っていた。
一つだけ目立っていたのは中央にある巨大なカプセルのみだ。
その横に若い青年が巨大なカプセルを眺めていた。
正男「追い詰めたぞ・・,これ以上逃げようとすれば,
俺の手で気絶させてやる。」
若い青年「こっちもだ。」
そう言うと,若い青年は特殊な銃を出し,正男に向けて撃ち出した。
正男「うぉっ! (避ける) そんな武器があるとは・・。」
若い青年「この銃は暴走ロボットに大きな打撃を与える事が出来る。」
正男「俺を殺してまで,一体何をしたいんだ!。」
若い青年「あの大学に復讐をしたいんだ! この危険兵器を使って破壊させるために!」
正男「それがお前の理由らしいな。 だが,お前が生み出した悲劇をここで報わせてもらうぞ!」
若い青年「良いだろう・・。 俺が復讐する理由や今の気持ちを誰にも分かってくれない。
これ以上邪魔するなら自分の手で葬ってやる!!」