〜 黒いロボット 〜

 

危険兵器と言われる最強のロボットとの激闘の末、ついに・・

 

 

黒いロボット「グオオオォォォ!! 」

 

 

正男の攻撃で一部損壊して爆発を起こした。

 

 

黒いロボット「マサオヨ・・。」

 

 

正男「・・!!」

 

 

正男は驚いた。 黒いロボットが喋った上、自分の名前まで言われたのだ。

 

 

黒いロボット「スベテガオワルトオモウナヨ・・。」

 

 

そう言い残すと、黒いロボットの全身に電撃が走った。

 

 

ドーーーーーン!!

 

 

黒いロボットはうねり声を上げた同時に大爆発を起こした。

爆発が消えると、そこにロボットの姿がいなかった。

 

 

正男は黒いロボットに勝ったのである。

 

 

正男「一体何だったんだ・・ アイツは?」

 

 

黒いロボットの意味深な言及に戸惑ったが、直ぐに落ち着きを取り戻した。

 

 

正男「・・・でも、終わったんだ。」

 

 

大学へ戻ろうと、背を向けた正男。

ふと、彼は再び、顔を空に向けた。

 

 

正男「あばよ・・、デイズ。 こんな事しても破壊と悲劇しか生まれない事を・・。」

 

 

 


 

〜 大学 〜

 

基地から出ると、ザトシが出迎えてきた。

 

 

ザトシ「おぉ! 帰って来たか! 奴はどうなった?」

 

 

正男「アイツは壮絶な過去を持っていて事件を起こしたんだ。

でもこれは過ちで、最後は死んだ。」

 

 

ザトシ「成るほど・・、奴の自行自得って訳だな。」

 

 

正男「向こうから警察のサイレンが鳴ってるな・・、ここからは警察に任せるか。」

 

 

そう言うと、二人は大学を後にした。

 

 

これで事件が終結したのである。

 

 

 


 

〜 基地・最深部 〜

 

誰のいない筈の危険兵器を保管する部屋で、一人の男が立っていた。

 

 

??「デイズよ・・、すまなかったな。 だが、こうするしかなかったのだ。」

 

 

床に落ちていたデイズのノートパソコンを、男が拾い上げる。

 

 

??「このウィルスは利用できるな・・。 君は天才だ。」

 

 

そう言うと、男はこの部屋から立ち去って行った。

 

 

 

 

THE CYBER ERROR   THE END

 

 

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