ストーリー

 

~ 比叡山頂 ~

 

五十朗「追い詰めたぜ! 和郎!」

 

山頂の駐車場に辿り着いた五十朗。 

目の前には空中で浮遊する和郎がいた。

 

和郎「やっと来たか。 麓でちょっとした刺客を送ってみたが、大した事は無かったな」

 

五十朗「おい和郎…っ、うちの友人の河原の話では

人手不足や待遇、職場環境、悪質なクレーマー、過密ダイヤ、組合の無能振りとかで

バス運転士が苦しめられているのだと聞いている。

まさかお前、そんな理由で都を荒らしてるんじゃないだろうな?」

 

和郎「はっ? 俺は破壊を好んでやったまでだ! どうして俺が好むかは知らん」

 

五十朗「 ( …ひょっとして、こいつは? )」

 

和郎「お前が此処まで来た褒美だ。 約束通り、この場を決着をしよう」

 

五十朗「そうだな。 お前がそう好むなら、その都を荒らす力を消し去ってやる!」