ストーリー


五十郎「何て事だ…、奴の居場所へ続く唯一の橋が巨大な針の塊でばら撒かれているじゃないか!?
くそっ こいつを掻い潜りながら先へ進む。 警察官の所業じゃないな」


向こうの端まで掛かるブリッジに撒かれた針の塊に困惑する中、後ろから車の走行音が響く。
背を振り向けると、やって来たのは頑丈な鉄板で貼られた改造バス。
改造バスの乗務員は何と比叡山頂で決戦を繰り広げたあの 和郎 だ。


五十郎「おいっ 何でお前がこの世界に? そして俺の場所が分かる?」

和郎「細かい事は後で話そうじゃないか」


和郎がこの世界に来た謎は省略される。


和郎「操られた俺を救ってくれたお前に恩をタダで返す訳にはいかないからな。
まぁ乗ってくれ、運賃は勿論は無料だ」

五十郎「あぁ…、すまない、恩に着る」