~ 市役所への道路 ~
少年「なぁ・・。 君と出会ってから思ったんだけど」
少女「ん? 何?」
少年「名前、言ってなかったよね。」
少女「あぁ、そうだったね。 私は春美。」
少年「俺は修平だ。」
実は二人が住む街の駅前で出会ってから、
お互い自己紹介をしていなかったのである。
~ 橋 ~
修平(少年)「一部が崩れているな。」
春美(少女)「遠回りはしたくないね。 ここは飛んで渡るしかないよ。」
修平「そうしかないね。 この橋と向こうの住宅地を抜ければ、目的地まですぐだ」
春美「うん、行きましょ。 皆が心配だし」