ストーリー

 

~ 鶴来緑地公園・アスレチック場付近 ~

 

春美「ドロドロの池だったね」

 

 

修平「本当だ。 嫌な空気で吸うだけ気持ち悪くなる」

 

 

??「そんなお前等も気持ち悪いと思うんだがな」

 

 

二人は男の笑い声に気付いた。 見上げると,木の太い枝の上に

二人を見下ろしながら笑い出すグレイドが屈んでいた。 お互い見詰めあった時,

彼は枝から飛び降り,地面に着地をした。

 

 

その際,地面から魔方陣が表れ自らの剣を召還する。

そして剣を持ち二人の前で戦う意気込みを見せた。

 

 

修平「春美の言うとおり、また来たか…」

 

 

グレイド「また来たぜ,魔法チビよぉww」

 

 

春美「しつこいわね。 ・・それによくも言ってくれたな (怒)」

 

 

グレイド「なぁにお前と俺は敵対関係だからな。

まぁいい,今回はチビと戦う気は無い。」

 

 

修平「 (じゃあ何しに俺達の前に・・? まさか・・) 」

 

 

グレイド「そこの地味な服装を着たお前! 俺と戦え。」

 

 

修平「やはりか・・,でも何故俺がアンタと・・。」

 

 

グレイド「なぁにww 邪魔な付き添いを排除するためなんだよ。」

 

 

春美「どうしよう・・,病院の事を考えると余りこういう事はしたくないのに。」

 

 

修平「春美,とにかく先に行け。 迷うだけ時間の無駄だ」

 

 

春美「でも・・。」

 

 

春美は修二がグレイドを勝てるかどうか不安に思っていた。

だがしかし,病院の中に居る人達のためにもそうするしかないと考えた。

 

 

春美「分かったわ・・,先に行ってる。」

 

 

春美は先へ進んで行った。

 

 

グレイド「フン,行った様だ。 ・・さぁ始めよう。」

 

 

修平「その前に場所を変えない?」

 

 

グレイド「俺は暗いとこの戦いが好きでね。 こういうダーク感がたまらないんだww。

じゃあ行くぞ! 覚悟おおぉぉぉ!」

 

 

修平「(早く、こいつを倒したいな…) 」

 

 

~ 春美の視点 ~

 

春美「本当に大丈夫かな・・,無事でいて欲しいよ。」