~ 病院・内部 ~
春美「・・・。 」
突如、春美は歩くの止め、辺りを見回した。
とは言っても、左右には窓が無く壁で敷かれているだけである。
何か異変に気づいたのだろうか?と思い、春美に小声で掛けた。
修平「…どうしたんだ?」
春美「感じたの…,奴が」
修平「奴? アイツか…」
春美「えぇ…」
二人が言う”奴”とは、グレイドの事である。
修平「人が見つからないし、天井や床に血が付いているし、おまけに奴が来る。
早く病院全て行って、ここから抜け出したいところだ」