ストーリー

 

~ 治水ダム施設 ~

 

修平「森を出たら,こんなところに着いてしまったな。」

 

春美は上を見上げた。 そこに表示板付きの街灯があり,

その表示板には『治水ダム』と記されていた。

 

春美「ここはダムの近くにいるんだよね・・。」

 

修平「化物が出てお陰で作業員とかが逃げたみたいだな。

それにここ,さっきよりも敵が多過ぎるぞ。」

 

春美「言われてみれば・・,建物の上にもいるしね。」

 

修平「ここからはクレイジーでクラッシャーな戦いになりそうだな。」

 

春美「う~ん・・ これは狂いそう・・。」

 

 

~ 鶴来市郊外・上空 ~

 

場所が変わって,鶴来市の郊外の上空で1台のヘリが飛んでいる。

そのヘリは暴動対策系の治安部隊が所持するものである。

 

つまり,ヘリに搭乗しているのは治安部隊であり,

中には『REDZONE』で登場した治安部隊のリーダーも含まれている。

 

治安部隊のリーダー「事件が起きているのはあの街だな・・。

煙の数でどれだけ被害が大きいか分かる訳だな。」

 

治安部隊A「鶴来市の警察は大丈夫ですかね。

軍や俺達に『手に負えないから直ぐ来てくれ』と頼まれて此処に来たんですが・・。

それ以来,向こうから連絡が途絶えたままになっています」

 

治安部隊のリーダー「恐らく,”手に負えない何か”によって

襲われたんだろう」

 

治安部隊B「あの街は閑散としている。 予算の関係で警察の規模もこじんまりだ。

”手に負えない何か”とは人じゃないな。 やれやれ,ニュータウンの事を思い出した」

 

治安部隊A「俺があの街にいたら,死んでいただろうな」

 

治安部隊のリーダー「とにかく君達,そろそろ街に着くから

話は此処で終わりしよう。 他方の警察や軍は地上から現場へ向かっている筈だ。

俺達も気を引き締めて,鎮圧に乗り出すぞ。」

 

治安部隊A・B「OK!」