ストーリー

 

~ 道路 ~

 

高男「よしっ もうすぐ着くな。 そういや,アイツは元気かなぁ」

 

彼が言う『アイツ』とはミリアという女性の事である。

彼女はRB工芸技術大学の研究員として勤務しており,また学生の指導にもあたっている。

 

高男「学生から惚れ惚れしていると聞いているけどねぇ・・」

 

 

呑気に呟きながら運転し続け,ようやく目的地に近付いた。

だが,彼の愉快な表情が一瞬で崩れた。

 

 

高男「燃えている…?」

 

 

彼の眼に映ったのは,大学で火事が起きていた。 

校舎の幾つかの窓から煙がもくもくと立ち込めている。

 

不安に思った高男は車の速度を上げ,大学に向かう。

 

 

~ 大学・正門前 ~

 

正門前で車に降りる高男。

 

 

高男「何て事だ! 毎年のイベントが何故,こんな事に?」

 

 

大学の惨憺に呆然と見詰める高男。 と,前方から何かの物体が近づいてきた。

 

 

高男「何だ…? ロボット!」

 

 

"何かの物体"の正体はロボットだった。

 

 

ロボットは高男を見ると,

『ピィーー』と奇声を発しながら襲い掛かって来た。

 

 

高男「うわっ!」

 

 

自分に襲い掛かってくる事に驚いたが,直ぐに機転を利かせ,

ロボットの頭部を引き千切って停止させる。

 

襲い掛かってくるロボットを倒した高男。 だが,同様に別のロボットが何台も現れた。

 

 

高男「中にいる皆が心配だ!」

 

 

高男は引き下がらず,学内の人達を救う為,謎の暴走ロボットとの戦いに挑み始めた。