~ 通路 ~
高男は不安ながらもミリアを探し続けた。 ある程度、進んでいくと、
彼の目の前に、一つのハイヒールが床に落ちているのを気づく。
高男「これはミリアの物か・・?」
『高男・・?』
何処からか女性の声が聞こえた。
高男「・・・!?」
高男は聞こえてきた方向へ振り向くと、そこは教室。
彼は迷わず、その教室の中へ入り込んだ。
~ 教室 ~
教室の中に入ると、そこに机の下で隠れているミリアを発見した。
高男「ミリア!」
ミリア「高男・・ やはり、高男だったのね・・。」
安心したミリアは机の下から這い出した。
後は彼女と共に、この大学から脱出を図るのみである。
・・・しかし、そうしようとする束の間
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
突如、天井が揺れだした。
ズガァーーン!!
天井が壊れると同時に、
斧を持った暴走大型ロボットが上から落ちてきた。
暴走ロボットは唸り声を上げながら、斧を振り回した。
周辺にあった机は振り回す斧で破壊する。
ミリア「キャアア!」
高男「ミリア! 先に逃げろ! ここは俺が食い止める!」
ミリアは『分かったわ。』と言い、教室を出て、先に逃げて行った。
高男はこの大型暴走ロボットを食い止める為に戦うのである。
~ 大学の外 ~
??「運が悪かったようだな。 凶暴なロボットに出くわしたもんだぜ。」
外では一人の青年がノートパソコンのモニターを
見詰めながら座っていた。
画面には、大学内部の地図が映し出され、ある教室に
夫々、違う色のした二つのマークが点滅していた。
??「暇だし。 あの教室へ除いてみようとするかww」
青年は立ち上がり、ノートパソコンを持ちながら、
大学の中へ入って行った。