~ 最深部 ~
大型ロボット「グエエエェェェェェ!!」
足が壊れ,地面に着いた大型ロボットは動かなくなった。
高男「フゥ・・・」
高男は安堵の息を吹いた。 その束の間だった。
彼の携帯電話に通信音が鳴り響く。
高男「こんな時に・・ (電話を取り出す) ハイもしもし」
電話からの声「どうやら無事だったみたいね・・。」
高男「ミリアか! 良かった君も無事でいて・・」
ミリアの声「今,大学の外のいるわ・・。 貴方は何処にいるの?」
高男「俺はデイズを追っていて,今は基地の中だ。
奴はまた奥へと逃げて行った。」
ミリアの声「それは大変な事よ! あそこの基地には,
危険兵器が保管されているのよ。 私には分からないけど・・」
高男「危険兵器・・? そんなものが・・」
ミリアの声「とにかく急いで! それを聞いて嫌な予感がするの」
高男「俺もそういう物を聞いて同感だ。 じゃあここで電話を切る,またな!」
高男は携帯電話を切り,急ぎ足で基地の奥へと向かって行った。
~ 軍事基地・最下層 ~
高男「相当深いところまで来てしまったな・・。」