～ 雪原 ～
吹雪の吹く雪原にて、夜空は一面、無数の星に輝いていた。
誰もいない筈のこの雪原で、一人の男が歩いていたのだ。
その男の名はザトシ。 ペットモンのトレーナーである。
今、彼はこの雪原に珍しいペットモンがいると聞き、此処に来たのだ。
ザトシ「あぁーー！ すんげぇ、寒いじゃねーかっ！
カイロ１０枚も貼ってるっていうのに、全くの役立たず同然になっちまった！」
ザトシはブツブツと文句を言いながら、フワフワの雪を踏みながら進んでいく。
ザトシ「そういやっ 正男、元気にしてるかなー！ これが終わったら、会いに行ってくるか。」