~ 何処かの火山の麓 ~
ドラゴンみたいな何かを追って向かった先は何と火山地帯だった。
正男達が乗るヘリは安全な場所で着陸、正男達はヘリから降りた。
ザトシ「おいおい、ここは火山のあるところじゃないか!?」
川祐「どうやら、此処じゃなさそうみたいだな。」
山下「今回の勘は当てにならなかったみたいだな。」
ザトシ「ん? あそこに誰かがいるぞ!」
正男達の先には麻酔銃を持った男が立っていた。
正男「あれは久島だ!」
山下「おーいっ! そこで何やってる?」
山下の掛け声に久島は気づき、そっちへ振り向いた。
久島「あっ! 正男じゃないか。 それに、一杯仲間を連れてきたな。」
正男「まぁそうなんだが・・、何故そこにいるんだ?」
久島「狩猟協会本部からこの火山にもペットモンの暴走の原因と言われている
異常な電波が感知されていると聞いたんだ。 だから、ここにいる。」
ザトシ「火山に異常な電波だと・・。」
クリス「見て! 向こうからフレイム団の下っ端が!」
クリスの言う通りだった。 火山の方からフレイム団の下っ端が
武器を持ってやって来たのだ。
正男「どうやら・・、フレイム団のメンバー共は
この火山地帯の何処かで潜伏しているみたいだ。」
山下「そうみたいだな。」
久島「じゃあ、行こうぜ。」
ザトシ「なぁ正男・・。 俺は下のアレがまだ痛んでいるから、今回は遠慮するわ。」
クリス「私もちょっとキツイかな・・。」
川祐「俺はヘリを守らないといけねぇからな。」
正男「分かった。 という事は3人で奴等を探しに行く訳だな。」