~ 火山地帯 ~
久島「うひぇ~、俺みたいな猛獣退治の人が
こんな熱いとこに踏み入れるなんてなぁ・・。」
正男「俺も”まさか”と思ってなww。」
山下「正男、小笑いしている場合じゃないぞ。
あの岩の鉄片に誰か立っているぞ。」
少し先の鋭く尖がった巨岩の上に一人の男が立っていた。
そう、彼こそ、ガチムチ筋肉姿になったダークピカチーに
半殺しをされ、顔が包帯巻きになったフレイム団のメンバーBである。
フレイム団のメンバーB「↑の説明は一体なんだよ! 折角、良い登場なのに!」
久島「アイツがフレイム団の主要メンバーの一人って奴か?
それにしても、アイツ、ロン毛じゃねーか!」
久島の言うとおり、フレイム団のメンバーBの頭の髪の毛は長髪だった。
久島「ロン毛の割には、いかしてねースタイルをしやがって・・。」
フレイム団のメンバーB「うるさい! フン!」
メンバーBは両手を上に広げると、そこに赤い三角の形をした物体が現した。
それを久島に向けて投げるように放つ。
久島「うおっ! (避ける) ロン毛が”おにぎり”を放ったぞ!」
山下「確かに形にしては、おにぎりに見えるな・・。
色にしちゃあ、食べられそうに無いが・・。」
正男「あぁ、コンビニで100円の塩むすびを10個買ったのを思い出したぜ。
この戦いを終わったら、さっさとおにぎりを買いに直行だなww。」
フレイム団のメンバーB「おい貴様! 魔術師のスペール様である俺が放った
お得意の魔術を”おにぎり”呼ばわりするとは・・。 許さんぞ・・。
向こうの世界では俺のことを物凄く恐れているのに・・。
ショボそうな銃を持ってる赤い帽子に金髪! 俺のとこまで来い!」
正男「やばい、ロン毛が怒りの有頂天に達したみたいだ。」
久島「正男、調子に乗って奴を怒らせた責任を俺が取ってやるよ。」
正男「まーっ 敵だし、別に責任なんぞ取る必要はねーよww。」
スペール(フレイム団のメンバーB)「おぉ来たか・・、
怒らせた俺に思い罰を受けてやる!」
久島「うわぁ・・、間近まで来ると、本当にバチが食らいそうだな。」