〜 建設現場 〜
正男とダークピカチーと名乗る漆黒のピカチーは拳で戦い合っていた。
しかし、互角の力を持っているせいか勝負が決まらない・・。
DP(ダークピカチー)「くそぉ・・ これじゃあ決まらねぇ・・、時間の無駄だった。
今回は見逃してやろう! だが、覚えおけぇ〜。 その内、テメェの人生は木っ端微塵だという事をぉぉ!」
DPはピカ語というピカチーの言語で喋っているが、翻訳等を省略するため、
あえて日本語にする。 なので日本語で喋っているDPの言葉は、一応ピカ語で喋ってると思って頂きたい。
必ず倒すと告げたDPは軽々と飛躍し、沢山の鉄骨足場を飛び移って何処かへ去って行った。
正男は感じた、次奴と会う時は長くも無い筈だと・・・。
正男「さてとっ・・ あんな五月蝿い奴は追っ払った。 だが、また現れてくるかもしれねぇ。
しかし・・・、あの水色のペンダント、どっかで見た事あるようなぁ・・。」
DPの事を気になる事があったが、本来の仕事を優先するため、彼の脳内の隅っこに置いた。
そして、正男はこの建設現場から去って行った。
正男が暴れるペットモン達を追っ払った事で、ヒレッジニュータウンと呼ばれる街に
元の落ち着きを取り戻していく事になった。
謎の戦闘機が宇宙から飛来してくるまでは・・・ (※)
(※)この街のその後はREDZONEで参照。
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〜 ??? 〜
とある広い部屋にて・・
??2「失礼するわ・・。」
??1「来たか・・ 入れ。」
??2が席に座った。 席の前には丸いテーブルがあって、
そこでは二人の謎の人物が既に席に座っていた。
??3「ペットモンやモンスターの暴れ具合は最高水準に達している。
このまま進めば、この計画は順調に行くだろうな。」
??1「だが上手く進んでいるとは限らん。 先ほどの情報だが、各地で暴れていたペットモン群が
軍や経験のある民間人の手で抑えこんでいる。」
??2「それで、どうするの? 私達が把握される事になるのよ。」
??1「それは構わん・・。 だが今のところ、俺達の正体を現さない方が良いだろう。
正体を隠している間、仮の活動を続ければいい。」
??3「仮の活動かぁ・・、過激なペットモンの保護団体としてか?」
??2「はぁ・・ 私は偏った女として演じるのはゴメンだけどね。」
??1「その気持ちは分かるさ・・ 全ては野望のために手段は選ばぬからな。」
彼らは一体何者だろうか・・、 正男達の活躍が続くにつれ徐々に明らかになるかもしれない。