〜 花園の大空・雲の上 〜

 

巨大エアームズを麻酔銃で何発か撃ち込み、ようやく眠らす事が出来た。

 

 

久島「こいつも凶暴しているのか・・・、何だかどんどんやばくなって来ていないかな?」

 

 

地上へ引き返そうとしたその時、持っていた通信機からブザー音が鳴り響く。

久島はその通信機を取り出し、会話を始める。 相手は正男が住む街にいる同僚だった。

 

 

同僚の声「助けてくれ! 今、ペットモンの大群はこっちへ向かって来ている!

お前も直ぐにこっちへ来てくれ!!」

 

 

久島「何っ! 分かった。 俺もすぐ、そっちへ向かう! 死ぬなよ!」

 

 

久島は通信機を切った。 決意を固めた様な表情をしながら・・

 

 

久島「ついでに正男も連絡しておかないとな!」

 

 

久島は正男に連絡を取った後、すぐに地上へと降りて行った。

 

 

〜 ??? 〜

 

テレビのある小部屋にて、一人の謎の男がソファの上に座っていた。

流れている映像は臨時ニュースであり、

内容は勿論、『ペットモンの大群が正男が住む街に向かっている』である。 

 

 

???2「クククッ・・ 面白い展開になりそうだな。」

 

 

ワインの入ったグラスを手に取り、少量を口に入れる。

その最中にもう一人の男が入って来た。

 

 

???1「余り楽観するのはよくないな。 いくらペットモンの大群であれ、

それを打開する者がいるからな。」

 

 

???2「打開する者か? ぷっ・・ 笑ったよ。 誰がこの状況を打開出来るって言うんだww。」

 

 

???1「あの街を調べた事は無いのか? そこに超人と呼ばれる奴がいるんだ。」

 

 

???2「そんな奴がいるのか? どんな奴なのか顔を見たいなww。」

 

 

そんな中、テレビの横に置いてあるガラスの球の置物に上方に向けて光り出す。

 

 

???2「こんな時に一体何だ?」

 

 

その置物は”魔法”が仕込まれており、何かが起きた時に映像が流れる光が出てくるのだ。

 

 

その映像には・・

 

 

???1「雪原の街の様だな・・。 しかし、一体何故・・?」

 

 

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