ストーリー


青々しい巨人という驚異が現れ、少年は強敵の眼を逸らす為、建物の中に入った。
中は複数のパイプで入り混じっており、
彼方此方に下水処理を行う為の機械がズラリと並ぶ。


慎重に進むと少年は気になる物を目にした。
ドラム缶サイズの大量の容器が広いフロアで積み重なる形で置かれていた。


容器は金属類だが、側面の一部がガラスのように透明で
中身は青く染まった液体が詰まっていた。


以前、校外学習で下水処理場を見学した
彼にとっては見た事のない異物のようなものだ。


何かの薬品か? 少年が興味を抱いていると、背後から巨大な影が迫っていた。
後ろの気配、熱気、そして電気によるバチバチ音に少年は直ぐに気づいた。


青々しい巨人が降り下ろす二本の電極棒が少年に向けて叩きつけた。


少年は身体を横に転がりながら避けた。
叩きつけた床は電極棒の衝撃で中心が窪み、割目が生じる。
それだけでなく棒から発した電気がフロア全体に向けて波のように流れ出す。
少年は流れていく電気の波を飛び越えた。


相手を気づかせるような事はしていないのにどうして遭遇した? はたまた偶然か?
些細な考えを抱いたが、思考を切り替え戦いに挑んだ。