ストーリー



水切り男を倒し病院を出た少年。
そこで待っていた幸江が自分に襲い掛かって来た敵の集団を引き連れ、始末するべく嗾けて来た。

二十、三十くらいの数の敵が襲い掛かる。
強敵を倒し続けた少年から見れば群がろうと相手は雑魚敵。

少年は力任せのスコップ戦法と能力で一人、または数人を的確かつ荒っぽく打ち倒す。

何とか全滅させる事が出来たが、その場から去った幸江との距離は大きく離されている。

…そういえば、戦っている最中に何かを破壊する音が聞こえてきた。
その音を手掛かりに森の中へ入って行く。


~ 森の中 ~

病院より北にある森の中に入った少年。
そこで目にしたのはあぜ道の先にある工事用のフェンス。
その先はフェンスで遮られている筈だが、そのフェンスは何故か壊されている。
それにフェンスの板に複数の穴が開けられているのが気になる。

最早、幸江が壊したといっても想像はつく。

そういえば市長に連絡はしていない。
幸江が敵だという衝撃の内容はどう説明すれば良いのか迷いながら携帯を掛けてみるも…。


『現在この場所は圏外である為、電波の届く所で掛け直してください』


どうやら此処は電波が届かないらしい。

市役所に戻るか…? そうしている間に幸江は何をしようとしるのか?
考えただけで不安が溜まる。

もう迷う余裕はない。 
先へ進めば今までにない危険が迫ってくるであろう。

それでも少年はスコップを握りその道を突き進んでいく。