ストーリー

 

~ 研究室・扉付近 ~

 

正男「さっきの換気口を通っても安全じゃなかったな・・。」

 

正男が研究室のドアを触ろうとしたその時・・

 

正男「アチッ!! (右手を激しく振る) 扉がクソ熱いぞ!」

 

研究室の扉が何故か熱いと言い出す正男。

よく見ると,鉄製の扉に強烈な熱が伝わっている。

 

正男「向こうで何が起きているんだ?」

 

バァーーーン

 

正男はとりあえず,その扉を蹴破った。

中に入ると,室内が火事になっている。手榴弾が原因とは思えない程であった。

 

正男「・・・・?」

 

正男は前方を見つめる。燃え盛るその炎の奥に男がいたのだ。

 

男「ククククク・・・」

 

その男からの笑い声が正男の耳に届いた。

 逃げ遅れた人でないと判断した正男は,不審にもその男に声をかける。

 

正男「そこで何やっているんだ?」

 

声を掛けた後,その男は正男の方へ振り向いた。

 

その男の姿は,頭にターバンを被り,

手元には火炎放射器のホースを持っていた。まさに危険人物!?

 

正男「(猛獣よりも怖い奴がいたか・・。) おいお前,何 勝手に燃やしているんだ!?」

 

狂人「うるせぇ!!! 汚物は焼却だあぁぁ!!!

 

そのホースを正男に向けた。そして,ホースの口から炎が噴出して来た。

 

正男「うわあっ 危ない! (避ける) 」

 

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