~ スターフロートシテイの城・内部 ~
STAGE1-4に出たボスを倒した正男はさらに奥へと進みだす。
正男「管理センターとは全く変わらない内装だな。」
彼が1歩先で足を止めた。11時の方向に目を向ける。
そこにあったのは掃除用のロッカー。 一見ただのロッカーであるが・・
ガタガタ・・
ロッカーの中から物音がしてきた。さらに僅かながら揺れだしている。
正男「何なんだ・・?」
敵が入るかもしれないと思い,正男はいつでも攻撃出来る体制で
そのロッカーの戸を開けてみた。
中に入たのは待ち伏せしていた敵ではなく,
キロル女王だった。
口にガムテープで張られ,縄で縛られている。
正男「・・・・。(唖然」
とにかく女王に縄を解く正男。 身動きを取れる状態になった彼女はすぐに立ち上がる。
キロル女王「ありがとうございます・・。」
正男「まさか,アンタが女王かい・・?」
キロル女王「えぇ・・,そうです。」
正男「ならば,光栄だな。 中から出てくるとは・・。」
キロル女王「私はあの男に『必要無い』と言われ,ロッカーに入れられてんです・・。」
正男「(ゼイターある意味最低だな。 こんな扱いをする悪者なんて,どこにも入ない)」
キロル女王「それより大変なんです! あの男があの装置を弄り出そうとしています!
それを止めて欲しいんです。」
正男「何の装置・・・うわっ」
突然,揺れ出した。 城だけではなく,都市全体が広がった。
5秒程立つと,すぐに止まった。
正男「何となく分かった・・。アンタはこの城から逃げるんだ。」
キロル女王「分かりました。装置へはこの先にあります。」
キロル女王は城の外へと逃げて行った。
正男「しかし何の装置だ? ・・考えるだけで嫌な予感がする・・。」