鉄の鎧を装着した男「グオオオォォォォ!!」
戦いにより,先程まで威勢のあった男は徐々に弱まり,やがて倒れてしまった。
正男は”怪人”と言える男を倒したのだ。
だがしかし,そこで起きた悲劇によって出た犠牲者の命は戻らない。
正男「こんな狂った野朗も居るのか・・。 誰が何の為にこんな事を・・。」
??「さぁ〜 誰が何の為にか? 何の為だろうなぁ〜ww」
正男「・・!?」
正男は上を見上げると,天井近くの鉄骨の上に誰かが立っていた。
しかし,上が暗いせいか姿がまともに見えない状態だ。
正男「誰だアンタ・・? もしかして奴等の仲間か?」
??「そりゃあそうだろ。 そうでなきゃ,今頃俺はここにはいないww」
正男「調子に乗りやがって! 今直ぐそこから降りて姿を現せ!」
??「初対面だが今はご勘弁にしておくよ!」
姿の見えない男は窓を割り,建物の外へ出て行った。
正男「こいつも狂ってやがる・・。」
そんな時,持っていた通信機が震える共に音が鳴る。
正男は怒りの感情を直ぐに落ち着いた後,直ぐに通信機を取り出した。
通信機の声「此方はリーダーだ。 正男っ 無事なのか? 応答してくれ。」
通信機からの声主は治安部隊のリーダーだ。
正男「あぁ無事だぜ。」
通信機の声「それは無事で何よりだ。 此方は順調で上手くいってる。 そっちはどうだ?」
正男「あぁ済んだよ。 犠牲者も出てしまったが・・。」
通信機の声「そうか・・,それは残念だ。」
正男「ショッピングセンターの事は終わったし,
俺は次の場所へ向かう事にするけど,何処へ行けば良いんだ?」
通信機の声「そしたらトップヒルズホテルという宿泊施設へ向かってくれ。」
正男「あぁ分かった。 終わったら俺の方から伝えておくよ。(通信機を切る)」
正男は早速地図を開き,次の場所のとこへ指差した。
正男「ここか・・,山の中にあるんだな。
よし行くか,此処で長居している場合じゃないからな。」
正男はショッピングセンターを後にし,次の場所へ向かって行った。
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