~ お寺の外 ~
五十朗「よしっ やっと出られたぜ! 後は役所へ直行するだけだ。」
寺の外へ出た二人は,妖刀を安全に保管するため,すぐさま役所へ向かおうとした。
・・・だが
ガラガラガラ・・
何やら重々しい音と振動音が二人に響いた。
由美「うわっ 何だコイツは!」
前方の交差点の右角から装甲車両が出てきた。
その後,二人の方へ曲がり込み,此方へ向かって来た。
由美「やばい! どうする五十朗!」
五十朗「・・これは,戦うしかないな。 逃げても追って来るだけだ。」
~ 五十朗達から離れた場所 ~
家屋の屋根の上で茶色のコートを着た怪しい男が双眼鏡で
五十朗達が装甲車両を戦おうとする様子を捉える。
??「あんなデカイ物を挑むとは・・ 馬鹿げたサツ共だ。」