ストーリー

 

ヘイック「ほぉ・・ 武器無しでも挑めそうだなww」

 

五十朗「貴様っ そろそろ観念しやがれ!」

 

ヘイック「残念だ。その程度では屈服しねぇよ。」

 

そう言うと突然,地面が揺れ出した。

 

ヘイック「フッ・・ 早速始まった様だな。」

 

それと同時に怪物の様な呻き声が上がる。 由美がその声の方へ振り向くと・・

 

由美「うわっ! 五十朗・・ あっちでどんどん生えてきているよ!

 

五十朗も振り向いた。 そこで彼は驚く目で見つめる様になった。

 

植物園の中の到る処で人食い植物が

生え出してきたのだ。それに生殖の速度も早まっていた。

 

五十朗「何が一体どうなっているんだ・・?」

 

ヘイック「それは神殿の中へ入って確かめてみるんだな! あばよっ!」

 

五十朗「あっ こら待て!」

 

五十朗は追おうとするが,既にヘイックは毒の川に浮かぶ茨の足場を軽々と飛び移り,

何処かへと去って行った。

 

由美「くそっ・・ アイツの飛び移りが早過ぎるけん。」

 

五十朗「由美! そいつを追うな。 俺達がやる事は神殿の中を確かめる事だ。

そうでないと被害が拡大する事になる。」

 

由美「むむむ・・ 分かったけん。 アイツなんか,どっかで会うかもしれないね。」

 

二人は殺し屋のヘイックを追走するのを止め,神殿の中へと突入した。