~ 港湾 ~
武装大ヤドカリ「ギャアアアアーーーー!!」
浩二の攻撃で殻にヒビが入ったのと同時に
殻の中に入っていた生命装置系の機械が衝撃で傷んでしまった。
ドガァーーーン!!
中の機械が爆発し,ヤドカリの肉体が吹き飛び散った。
浩二「ふぅ・・,近くに居たら汚れていたかもしれないなぁ・・」
浩二は大ヤドカリを倒した事を確認すると直ぐに港湾を後にした。
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~ 人工島へ結ぶ橋の近くの港 ~
浩二「此処まで来るのに8kmは掛かったよ・・。」
ドゴォーーン
浩二「・・!?」
その時,人工島の方から爆発音が響く。 浩二はその音に振り向くと,
人工島の幾つかの場所で火が燃え立っていた。
浩二「あんな所でもか?」
それだけではなかった。 燃え立つ炎を見つめていると,向こうの島から
狂った感じをした叫び声が聞こえてくる。 どう見ても暴動としか思えない。
浩二「わぉ・・ 逃げた先で物騒な事を起こすとはねぇ・・
やはり兄さんが言った通りだ。 アイツ等は犯罪集団そのものだ。」
浩二は,暴動が起きた島へ向かうため,橋の方へと駆け出しに行った。