~ 建設中のビル ~
アジトと化した建設中のビル内で敵共の猛攻を受けながらも,
持ち前の能力や技などを生かして,突き抜けた。
やがて,中にいた敵を全て倒す事が出来た。
今,彼等がいるのはビルの屋上である。
川祐「よかった,よかった。 俺の腕前が今回も生かされるなんてな」
正男「アジトを壊しただけで満足になるとは思えんな。 川祐,今の景色を見てどう思う?」
正男は街の方を指差した。 割れたガラスのビルに炎上する建物,地上では大破した車や
ひび割れた道路,倒れている人々・・ その街はZECTの手に堕ちた格好である。
川祐「確かにひでぇな・・。 奴等の弱体化説もあったが,それも消し飛んだな。」
正男「ここも済んだとこだし早いとこ降りよう・・。 被害が拡大する前に俺たちの手で止めるんだ。」
彼等がビルの屋上から地上へ降りようとしたその時・・・
ブゥーーーン!!
正男「なっ 何だ!!」
驚いた二人は振り向いた。
ビルの外側の下から武装ヘリが飛び出してきた。 そのヘリは大型であり,
機体の下部に爆弾投下用の砲台が付いている。
そのヘリは正男達を発見すると,一方向に急進しながら,爆弾を投下した。
ドーーン! ドーーン! ドーーン!
川祐「うぉっ!(避ける) 俺たちがスイカの様に弾けてしまうぜ!」
正男「何,グロい想像をしやがる! とにかく,あのヘリをぶっ壊すぞ!」