ストーリー

 

~ ゼットの本拠地 ~

 

第二形態に変形したレックスは飛び回りながら火を吐き出したり、

カッターで衝撃波を繰り出した。

 

 

正男はフレイサンダーで追尾性能を付けて、

飛び回るレックスを追撃を行う。

 

 

レックスがカッターで大振りで今までより威力の強い衝撃波を放つ。

そこに隙が出来た。

 

 

正男は衝撃波を避けた後、自身の両手をくっ付き、

レックスに向けて、高威力のフレイサンダーを放った。

 

 

彼の技がレックスの右羽の部分に直撃する。

 

 

レックス「うおおぉっ!!」

 

 

レックスは態勢を崩し、そのまま落下し始める。

正男は落下するレックスに近づき・・

 

 

ブスッ!!

 

 

自身の強く握った片手でレックスの胸部に突き刺した。

止めの一撃に相応しいものである。

 

 

正男「オルガクラッシュ!!

 

 

レックス「ぐふっ・・!!」

 

 

レックスの体内に突き入れた片手でフレイサンダーの技を発動、

その技がレックスの体内にある臓器や血管等、あらゆる物に損傷を与えた。

 

 

正男「お前の第二形態なんぞ、大した事ねぇ!」

 

 

レックス「フッ・・・、赤帽子にしちゃあ・・・、

極めているじゃねぇか・・。 殺れよ・・。」

 

 

正男「フン!!

 

 

ボォーーン!!

 

 

再び、オルガクラッシュを発動。 先程とは違い、高威力のものである。

レックスの体内が耐え切れなくなり、上半身が木っ端微塵に吹飛んだ。

 

 

吹飛んだ際に出た血飛沫が正男、そして川祐やクリスにも掛かった。

 

 

破裂されず残った下半身は、そのまま深い底へ無残にも落ちて行った。

 

 

赤帽子こと正男に一度敗れた恨みで、第二形態になってまで挑んだレックスだったが、

またしても、無残な形で敗北する結果に終わったのである。

 

 

正男「さぁ、行こうか・・。 

お偉いさんの顔が久しぶりに会えるのはもう直ぐだ。」

 

 

川祐「あぁ、すんげぇ戦いだったぜ。」

 

 

正男達は途切れた足場を飛び移り、奥の通路に辿り着き、

再び前へと進んでいった。

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * 

 

その頃、ゼイターは・・

 

 

ゼイター「ふっ、そろそろ来るみたいだな。」