〜 森林地帯 〜
チェンソーの怪物は正男の蹴り攻撃で、持っていたチェンソーが取れて、上の方へ飛んでいった。
グサッ!! ガガガガガガガガガガ
そのチェンソーの震える刃は怪物の頭上に落下して、直撃。
怪物「グオオオオォーーーーーッ!!!!」
断末魔と血の飛沫が上がり、そのまま地面に倒れ込んだ。
3人はチェンソーの怪物を倒したのである。
川祐「ふぅ〜、クソが100個付く位のヤバさを誇る強さだったぜ。」
クリス「とにかく、何なのこれ?」
正男「どうやら本拠地の番人みたいなもんだろう。」
川祐「正男・・。 話は変わっちまうが、ちょっとレーダーで位置確認したんだ。
この位置だと後10kmで奴等の住処、HITの本拠地に着くらしいぞ。」
正男「あぁそうか・・。 だったら、俺は街へ戻らない事にするよ。」
川祐「おいっ、まさか・・・?」
正男「戻るなら戻ればいい。 俺は奴等を直ぐに叩き潰す。」
正男はそのまま、基地へ真っ直ぐ歩いて行った。
川祐「おいっ 待てよ。」
クリス「正男君ったら・・。」
二人も彼の後を追った。
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〜 HITの本拠地・司令室 〜
ゼット「くそっ! 監視モニターで見たら、あのグロい怪物をアイツ等が倒してしまったぁぁっ!」
ドンッ!
テーブルの上を自身の拳で叩きあがるゼット。
フジヤマ「時が来たか・・。」
銃を磨きながらモニターを見つめるフジヤマ。
HITの本拠地での戦いは刻々と迫っていた。