~ 聖地 ~
怪物共の手により荒れ果てた聖地を進みながら、王の娘を探す二人。
リックス「何処行ってもこれか…」
そう言いながら歩き出すリックスは突如、足を止めた。 エリーナもそれに気づき、止めた。
エリーナは問うと、リックスは何処からか女の囁きの声が聞こえるらしく、エリーナも
リックスの続き、その囁きが聞こえるようになる。
『よく来たわね、戦士達よ。』
リックス「むっ、あの特の声と同じか!?」
『その通り…』
エリーナ「何故、貴方は何の目的で娘をさらっているの?」
『私の前に来れば、その謎は理解出来る。 私は貴方達の先で待ってるわ』
そう言うと、女の囁きが聞こえなくなった。
リックス「俺達より先にいる訳か…、その声の主に会えば分かるだと?」
エリーナ「一体どういう事かしら? あの声に悪意が無い気がする」
女の不可解な囁きに疑問を感じながらも、再び歩き出す二人。
この後、その先に出向いた時、凄絶な展開に見舞われる事になる。