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ストーリー

~ 道路 ~

 

軍の施設と街を結ぶ道路の上を歩く二人。 道路というよりも、

アスファルトの舗装はされていない為、地面は土のままである。

 

ASは周囲を警戒しながらも、気になる事があった。 それは側にいる青い帽子を被った少年だ。

軍関係者しか入れない施設に何故、彼がそこに入たのかだ。

歩いている最中に、その疑問を解いてみた。 しかし、彼もそこにいた理由が分からない。

 

そんな不可解な謎を抱きながら、ついに街の外側に辿り着く事が出来た。

二人の視線の先には、入口らしきシャッターを見つけ、そこに近寄ろうとした。

 

だが、二人は足を止めた。 何処からかウィーンという機動音が聞こえてくる。

その機動音が徐々に大きくなってきた。 何かが近づいてくる・・。

 

ガリガリガリ!!

 

突如、何かが削っているような音が響き渡った。

二人は振り向くと、そこには上の階層の通路を支える柱が

先端にドリルの付いた工事用車両によって削られていた。

 

柱の部分には、ドリルによって大きな穴が出来た。

 

ドガガガーーン!!

 

穴が出来て脆くなった柱は強度が下がり、支えている通路と共に一気に崩れだした。

 

青帽子の少年「怪物の仲間が運転出来るだと・・?」

 

AS「やばい、こっち見てきた。 どうやら突っ込んでくるぞ!」

 

工事用車両は二人に向けて突っ込んだ。 

ASは青帽子の少年を抱え、どうにか避ける事が出来た。

 

AS「仕方ない、先へ進むには、コイツを破壊しなければ・・。」