~ 飛行艇発着場 ~
AS「よし、ついに辿り着いたぞ。」
青い帽子の少年「ここがASが言うところかぁ・・、あっ! あれは?」
少年が指差した先には、停泊している一機の小型宇宙飛行艇だ。
脱出の機会を見出せたのか、二人は一瞬ながら気が抜けた。
その後、気を引き締め、小型宇宙飛行艇へと歩み寄った。
グオオオオォォォォ!!!
突如、怪物の吼え声が天井から建物の中の全体へと響き渡った。
驚いた二人は天井の方へ振り向くと、爪の様な何かが天井の屋根を引き裂いており、
やがてそこが穴となって出来上がった。 その穴から”何か”の顔が出てきた。
そして、その穴から”何か”が飛び降り、二人の視線の先へ着地する。
AS「コイツはあの時の!」
”何か”の正体はSTAGE4-3のボスとして登場した親玉らしき怪物だった。
青帽子の少年「どういう事だ! 顔を破壊して死なせた筈・・。」
親玉らしき怪物はASと青帽子の少年に、プラズマガンで顔面破壊され、死んだ筈だった。
しかし、どういう理由で変異を遂げたのか、復活を果たし、今、彼等の前に立ちはだかっている。
蘇った親玉らしき怪物の姿は巣窟で戦った時とは違った。
顔面破壊された部分は、眼球の無いウツボの様な頭になって変形している。
親玉らしき怪物は二人の姿を見ると、当然の如く、襲い掛かって行く。
青帽子の少年「前の時より凶暴だ。」
AS「気を緩むなよ、コイツを倒せば脱出は確実する!」