レックス・ウィリアム「ほぉ…、やるじゃねぇか赤帽子! ついに俺と同格になっちまったな」
正男「見下ろしているのも今の内だ!」
湖にいた頃、レックスに不意打ちを食らわされた正男だったが、相手の非道に感化せず対等する。
だが、ここで戦局は一気に変わる。
守「正男!」
横方の通路から駆け込んできた守。 内部での合流を果たしたが、
正男にとって最悪のタイミングでレックスにとって好機のタイミングだ。
レックス・ウィリアム「何だ邪魔者か! まぁいい、こいつを殺して赤帽子を狂わせる材料に持ってこいだ!
そう言うと両肩部のマシンガンで守に向けて轟音を立てながら連射する。
守「しまった!!」
治安部隊のリーダー 守、ここで散る。 …と思われたが、驚くべき事に
レックス・ウィリアム「くそっ! こんなに強力だったとはな」
守は正男と同じく、魔法のような能力を扱っていた。
彼は能力で光の円盤を出現させ、それを防弾シールドのようにレックスの銃弾を全て受け止めたのだ。
レックスが驚いている間に守は光の円盤を動かし、レックスに向けてフリスビーのように投げ飛ばした。
レックス・ウィリアム「やられ役じゃなかったみたいだな」
レックスは咄嗟に守の攻撃を避けた。
部隊のリーダーが加わり、これで二対一になった。
レックスは不利に立たされる。
レックス・ウィリアム「うぅむ…、分が悪いな。 この辺で切り上げだ」
レックスは戦いを止め、その場から去って行く。
正男と守はレックスを追いかけるが、天井が壊れだし、そこから落ちて来た複数の敵に阻まれる。
正男「くそっ、今回も逃したか…」
守「正男、奴に深追いする必要はない。 やるべき事はこのエリア一帯の解放だ」
正男「そうだな、今度こそとっちめてやる!」
天井から落ちて来た複数の敵を倒した二人。
彼らの奪還戦は再開する。