ストーリー

テクニカル フェクトリー…

テクノロジービルディング(STAGE6)の北部に位置する巨大な工場で街唯一の工業地帯である。
日々積み重ねた実験や研究により開発した製品を即座に量産出来る体制を整う為、近隣に敷設。

現在はこのエリアで入居している工場は此処のみであるが、
ヒレッジニュータウンでは工業誘致を積極的に推進しており、将来的な発展を期待される。

期待を寄せていたこの地にも慈悲なき者共の手に堕ちた。




工場入り口前に着いたパトカー。
ドアが開き、そこから正男と守が降りてくる。


正男「この工場が最後か…」

守「あぁそうだ。 君が言う、最後の占拠地だ」


武装集団に占領したエリアは正男や彼に追随する機動隊を始めとする警察、
都市開発機構の警備隊によって悉く奪還した。

残るはこの工場だけだ。


守「長かったな…、最初は奴らは恐れていたが
正男が来てから立ち向かう勇気が心の中から常に湧き出してくれる。
…だが油断では出来ない。 敵側も黙ってやられる訳にもいかないだろう。
本腰を上げて守りは想像以上に固めている筈だ」

正男「そうだな…、俺も進んでいく内に手強くなっていくのが感じてくる。
でもさ、前回のビルの時に守がいたお陰で助かったぜ。
今回も手を合わせれば奴らが固めた守りはあっと言う間に取っ払えるぜ」

守「相変わらずそう貫くか。 だが油断はするなよ」


正男と守は正面から突入する警官隊とは別行動を取り、裏側へ侵入していく。
ニュータウン解放へ後一息だ。


だが、その様子をレックス・ウィリアムが遠くから捉えていた。


レックス・ウィリアム「サツ共…、赤帽子がいるからといって調子に乗って戦力の大半を工場に集結させたか。
それでいい、あいつ等にとって予測が出来ない事態がこれから起こるからな」


不可解な言葉を発しながら笑うレックス。
直後、彼の持つ通信機に着信音が鳴り出す。


レックス・ウィリアム「あぁ俺だ、レックスだ。
こっちのプロレスに支障は無し。
お前のシナリオは旨く行っているぜ。 

…おっ 俺に指令か? …あぁ分かった」


誰かと会話を済ませた後、通信機を切った。


レックス・ウィリアム「さぁてと向こうで本腰を上げて行かねぇとな」