ストーリー

正男「まさかこいつとまた戦う羽目になるとは…」


ショッピングセンター(STAGE1)の倉庫の中で避難していた市民を殺めた大鉈振るう大男。

その大男が地下の大深部で再び対峙したのだ。

唸り声を上げて襲ってきたが、大男の戦法を掴んでいた正男は手慣れな動きで打ち倒した。


正男「強敵を使って守りを固めるとは…。 余程重要な事だな」


大男の亡骸を横切り先へ進んで行く。



~ 暫く進んだ先 ~


正男「…今度は建物が見えて来たぞ」


途切れた足場を飛び移り辿り着いたのは無機質なコンクリートで作られた建物だった。
彼方此方見回しても窓といった奥へ覗ける物が見られない。
彼の目の前には建物の中へ入れる鉄製のドアだ。 
歩み寄るとドアが勝手に開き出す。 自動ドアのようだ。


正男「薬品の匂いがするな…、ここは研究室か何かか?」


建物の中に入った正男。
周囲は手術用の台、計測器、電子機器など研究向けの用途を目的とした設備や機材が揃えていた。
清潔感が漂う空間に薬品のような匂いが漂う。

このような物を置いて何をしているのか?
考えながら歩いていると思わぬものを目にした。


正男「これって…」


手術用の台には正男が戦ってきた敵が血みどろになって載せられていた。
敵の胴体が切断用の道具でズタズタに切り開いている。



正男「
この台も…、あっちの台にも…


更に他の台にも同様のものが置かれていた。


正男「どういう事だ…? 
…うぉっ! これは一体何だ?


今度は一列に並べたカプセルを見つけ、驚愕の表情を浮かべる。
カプセルには正男が戦ってきた敵が薬品漬けになって入れられていた。
一部は胴体か頭部のみとなっている。



正男「
俺は悍ましい物を見てしまった。
何故、ビルの下で奴らの死体がバラバラに解体してサンプルみたいになっているんだ!
くそっ…、悪夢だ



此処で見た衝撃の光景に狼狽する正男。


正男「一旦落ち着こう…。
ここで真実を知って震えている場合じゃない。
俺がやる事は黒幕を見つける事だ」


気を引き締め先へ進む正男。
だが彼が行く先ではあの怪物が待ち構えていた。