正男「オラオラオラオラオラオラオラアアアアァァァァ!!!」
ザトシ「んごおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉー--っ!!!」
暗黒を極めたザトシの迫力のあるパワーに押されかけた正男。
しかし、そこは戦闘のプロフェッショナル。 ザトシの動きを見極め、打開策を見出し、数分で押し返す。
そして、ザトシの腹に連続パンチを与えるザトシ。
またしてもザトシは衰弱し、跪いたかと思いきや根性で持ち応え立ち上がる。
ザトシ「俺は負けん! 俺は負けんぞぉ!」
正男「もう一回やるか…。 オラオラオラオラオラオラオラアアアアァァァァ!!!」
ザトシ「んごおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉー--っ!!!」
再度、連続腹パン。
ザトシ「おぅおぅ! もう一回連続パンチかぁ?
無駄だぜ、ミウセカンドからもらった暗黒パワーをなめんなよ? 今から全力でぇ…」 バタッ
洗脳ザトシ、敗北。 決戦を数分で制す正男。
正男「言っただろう。 思いっきり飛び越えるって…。 まぁ聞いてないな」
クリス「どうする…? ザトシを倒したのはいいけど、このままにしておくのは良くないわ」
正男「ザトシをどこかへ隠しておく必要はあるな」
ザトシ「うぅん…、ここはどこだぁ?」
クリス「ザトシッ!!」
正男「ザトシィ! 直ぐに目が覚めとったんかぁ?」
瞬く間に意識を取り戻したザトシに驚く二人。
ザトシ「正男…、それにクリス? これは一体どういう事だっ? そういや、確か俺…」
正男とクリス、ザトシは前に自分の身や周辺で起こった出来事や今の状況を話し合う。
ザトシ「そうか…、俺が操られている間に周りがすげぇ大変な事になっているのか」
正男「俺の手でどうにか抑えている」
クリス「でも、コガの計画でまた巻き返されそうなのよ」
ザトシ「そうか…、ここは力を貸さねぇといけねぇな」
正男「でも一度、街へ戻って病院で検査したほうがいい。 俺の戦いで怪我をしてしまっているしさ」
ザトシ「なぁに気にするな。 こんな事でへこたれはしねぇぜ」
クリス「ちょっと二人とも! 後ろから敵の大群が攻めてきたわ!」
橋の後ろにはペットモンとパープル団構成員の集団で正男達へ責め掛かって来た。
ザトシ「しゃあねぇな。 ここは俺が食い止める! 行けっ!」
正男「だけど…」
ザトシ「お前は俺よりも世界の未来を守る為に全力を注げ!」
正男「くっ…、すまない」
正男とクリスはザトシと別れ、基地内部へ突入した。
ザトシ「よぉし決め台詞と行くかぁ。
俺は、世界一になる男だ。 ぜったいに、なってやるーー!!」
■ エレベーターのように動くドッスンスン
近づくと落ちてくるドッスンスンの他にゆっくりと自動で動くドッスンスンがある。
時には足場として利用できるので、思う存分使おう