ストーリー

ミウセカンドから発せられた黒い光に飲み込まれた正男とダークピカチー

数分の静粛の後、二人の意識が覚ます。



ダークピカチー「ここは…? 地獄かっ!?」

正男「自爆じゃねぇと言ってたお前が何言うてるんだ? しかし、お前が言った通り、自暴自棄の自爆技じゃねぇって事だ」

ダークピカチー「あぁ…、良かったぜ」

正男「不安があったのかよ…」

ダークピカチー「まぁな」

正男「はぁ…」

ダークピカチー「早速見渡してみようか…。 むぅ…、これまた…」

正男「見覚えのある景色…」



辺りを見渡した。 正男やダークピカチーにとっては見覚えのある風景。
それはレンガで組まれた足場。簡素な柵。そして空中に浮かぶ不思議な「?」ブロック。

STAGE1やSTAGE5、STAGE8のスー〇ー〇リ〇の地上面に似たステージにそっくりだった。

どこか飛ばされたのか…? だが、運命の決戦ならこんな煩わしい事はしない筈だ。


正男「ミウセカンドは俺達に何をした…?」

ミウセカンドの声「異空間を作ったのだよ」


空からミウセカンドの声がした。 その問いに応えるように…。


ミウセカンド「
我の力でお前の記憶を基に、
お前が訪れた各エリアを忠実に異空間の中で再現したのだ


正男「俺の記憶で出来た異空間か…」

ダークピカチー「異空間を作って何の意味があるんだよ…?」

ミウセカンド「
時間稼ぎだ…

正男「体力を回復させるつもりか…?」

ミウセカンド「複数の次元を越え、我の下に来れば分かる」


正男はしばらく黙って空を見上げていたが、やがて小さく息を吐く。 静かだが、強い言葉を言った。


正男「俺を甘く見るな。 時間が足りないと思うくらい、早く見つけてやる」

ミウセカンド「ふふふ…、こんな時でも良い意気込みだ」




ミウセカンドはわずかに笑いを含ませた声を返すだけで、気配を消す。



正男「さぁ行くぞ、ダークピカチー。 時は待ってくれねぇ」

ダークピカチー「おうっ!」


その声を合図に、二人は前へと踏み出した。