京都市バス系統図鑑 2


説明文の中に個人的な見解が含まれていたり,
事実と異なる可能性が御座いますが,ご了承願います。


71

所属;九条営業所 
ラインカラー:紫色

経路:九条車庫前~京都駅八条口~大石橋~九条車庫前~九条大宮~七条大宮・京都水族館前
~四条大宮~西大路四条~京都外大前~梅津段町~松尾橋

梅津へ向かう系統。
京都駅八条口と七条大宮・京都水族館前,四条大宮,西大路四条を通って松尾橋を結ぶ路線。
四条通と大宮通を通って梅津地区と京都駅を往来している。
他に京都駅発着で梅津地区を経由する28系統が存在するが,此方は京都駅八条口で発着している。
京都駅の他に西大路四条と四条大宮では阪急京都線に接続している。
朝夕ラッシュ時は梅津地区,四条通や大宮通から通勤通学,昼間では買物等で利用している。
また梅津地区では工場が建ち並んでいる為,松尾橋方面でも工場へ向かう利用客が多い。
水族館や梅小路公園,東寺を通る為,昼間や土曜休日で観光利用がある。
それなりの重要が見込まれているが,四条通や大宮通では他路線との重複しており,朝夕毎時3~4本,昼間は毎時2本(太秦天神川駅経由含む)と本数はそれ程多くはない。
地下鉄東西線からの利用客を取り込もうと,2012年に一部の便に太秦天神川経由に変更。
永らく京都駅八条口アバンティ前で起終点としていたが,京都駅八条口周辺の再開発を機に2016年に九条車庫前まで延長する。
九条車庫を二度通る事になり,利用客の混乱を回避する為,九条車庫前~京都駅八条口間は臨時系統を表記する措置を行っている。


特71

所属;九条営業所 
ラインカラー:紫色

経路:九条車庫前~京都駅八条口~大石橋~九条車庫前~九条大宮~七条大宮・京都水族館前
~四条大宮~西大路四条~四条葛野大路~京都学園大学前~太秦天神川駅前~京都外大前~松尾橋

梅津へ向かう系統。
京都駅八条口と大宮通,四条通,太秦天神川駅を通って松尾橋を結ぶ路線。
太秦天神川駅を経由しながら梅津と京都駅を往来する。
右京区役所や京都学園大学を通り,太秦天神川駅では地下鉄東西線と接続している。
梅津地区から区役所へ向かう地元の人達や京都学園大学へ向かう学生等,71系統と比べ需要が多い。
但し,昼間の昼間の時間帯のみの運行で,本数も毎時1本と71系統よりも極端に少ない。
2012年に一部の便に太秦天神川経由に変更する形で新設,この時は天神川通を縦断していた。
2014年では特71系統に変更。
京都学園大学京都太秦キャンバス開設を機に2015年改正で新たに葛野大路通を経由する。
2016年で71系統同様,京都駅八条口アバンティ前から九条車庫前まで延長,現在の形になる。


73

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)  

経路:京都駅前~烏丸五条~西大路五条~西京極~千代原口~国道沓掛口~洛西バスターミナル

洛西へ向かう系統。
京都駅前と五条通,千代原口を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
同じく京都駅から洛西へ向かう33系統が発着しているが,此方は五条通を辿って行く。
洛西ニュータウンや桂・上桂地区,五条通周辺から京都駅方面へ向かう通勤通学客,昼間の時間帯でも買物やお出掛けに使う利用客があり,長距離ながら日中混み合っている事が多い。
利用客の増加傾向を受け,2014年改正で増便,昼間の一部時間帯で毎時3本で運行されている。 それ以外では毎時2本。
ただ京都駅からは22時の時間帯で最終となる為,夜間の利用は不向き。
道幅の狭い道路を走る33系統とは対照的なものであるが,五条通と国道9号線で交通量が多く,状況によっては渋滞で運行時間に影響を及ぼす事もある。
交通量が比較的に空いていても時間調整の為,暫く停車する事が多い。


75

所属;梅津営業所(西日本JRバス委託)

経路:京都駅前~堀川五条~西大路五条~西大路御池~太秦天神川駅前~双ヶ丘
~太秦映画村道~山越中町

山越へ向かう系統。
京都駅前と西大路四条,太秦天神川駅を通って山越中町を結ぶ路線。
同じく京都駅から山越方面へ向かう26系統が存在するが,此方は五条通と御池通を通って行く。
常盤・山越地区,御池通,五条通から通勤や生活の利用が多い。
また太秦天神川駅や西院駅,京都駅で鉄道と接続している。
映画村と表記されているものの,最寄りである太秦映画村道から少し離れており,映画村へのアクセスは京都バスが優位に立っている為,映画村への利用には不向きかもしれない。
均一路線であるが,2014年改正で嵐山まで均一区間が拡大する前は,一部停留所が区間外であった為,利用する区間によっては10円高く付く事もあった。
2008年改正前は葛野大路通と右京ふれあい文化会館前を通っていた。
大型車の使用が多いが,担当が違っていた頃はLED表示の中型バスが使用していた。
以前は九条や横大路と受持を転々としていた。


78

所属;錦林出張所(京都バス委託)

経路:京都駅前~京都駅八条口~大石橋~東寺南門前~西大路九条~吉祥院長田町
~久世橋西詰 ( →久世工業団地前→久世殿城町→久世橋西詰 )

久世方面へ向かう系統。
京都駅前と東寺南門前,吉祥院長田町を通って久世工業団地前で一方循環する路線。
九条通を通って東西を往来している。
主に久世工業団地へ向かう工場の従業員や吉祥院・久世地区から住民による通勤通学・生活での利用が多く,また東寺を通る為,観光にもある程度の需要がある。
集客施設を通るのが少ない地域路線なのか,昼間の時間帯で毎時1本と少数の運行に留まるが,平日の朝夕の時間帯では毎時2~3本に増加する。
かつて当系統の新設時は京都駅八条口で発着としていた。
以前は横大路営業所が担当,その前も他の営業所と受持ちを転々としていた。
同じく京都駅から久世方面へ向かう42系統が発着しているが,こちらは京阪国道と十条通,久世橋通を通って行くので,乗り間違えに注意が必要である。


80

所属;梅津営業所(西日本JRバス委託)

経路:太秦天神川駅前~京都外大前~西京極~西大路五条~烏丸五条
~河原町五条 (→五条坂→祇園→四条河原町→河原町五条 )

五条通を通る系統。
太秦天神川駅と西京極運動公園前と烏丸五条を通って祇園,四条河原町で循環する路線。
経路の殆どは五条通で市内を横断している。
主に西京極地区と五条通周辺からの利用が中心,京都市東部では清水寺や八坂神社,四条河原町を通る為,観光や買物客の利用もある。 また西京極運動公園前には多数の競技場があり,サッカーなど大きな催事があると時間に関わらず観戦に来る人の利用が増え,利用状況次第では増便が出る程。
同じく五条通を通る5,43,73,75系統や京阪京都交通,京阪バス,京都バスが通っており,それ等と競合を繰り広げている。
その為か運行本数は毎時2~3本,土曜休日の夕方の時間帯から毎時1~2本と少数に留まる。
2008年の地下鉄東西線 太秦天神川駅の開業前は京都外大前が起終点だった。
また嘗ては山科区まで延びていたが,地下鉄東西線による開業による路線再編で短縮される。
永らく直営で運行されていたが,現在は西日本JRバスに運行を委託している。


特80

所属;梅津営業所  

経路:河原町三条~四条河原町~(ノンストップ)~
(→※川田道→※山科西野→※山科団地→国道東野)
※印は山科方面のみ降車のみ取り扱い

山科へ向かう系統。
河原町三条から四条河原町を通って国道東野で一方循環する路線。
停車する停留所は僅かで、ノンストップで結んでいる。
経路欄でも記した通り、山科方面のみ三つの停留所だけ降車として取り扱っている。
夜間の時間帯のみ少数の運行に留まり、主に河原町から団地へ向かう地元民が利用する。
1997年地下鉄東西線の開業を機に山科区内から市バスが撤退し京阪バスに託されたという歴史があるが、
コロナウィルスの影響で交通の要綱を担っていた京阪バスが2020年12月に減便を実施したのである。
東野駅周辺も例外ではなかった為、西野学区に居住する地元住民の要望により減便の穴埋めとして2020年12月に新設し山科区内への乗入れを行う。 事実上の復活を遂げたとも言える。
尚、山科区内は均一区間外である為、一部の一日乗車券は使用不可である。



81

所属;横大路営業所(阪急バス委託)

経路:京都駅前~京都駅八条口アバンティ前~大石橋~竹田出橋~竹田駅東口~竹田出橋
~棒鼻~( ←西板橋 )~西大手筋~中書島~横大路車庫前

伏見へ向かう系統。
京都駅前と竹田駅東口,中書島を通って横大路車庫を結ぶ路線。
竹田街道を辿って南北を往来している。
伏見区内では離合が困難な道路を通る為,往復とも別々のルートを辿って行く。
深草や伏見地区には住宅街が密集しており,利用客の大半は地元の人達である。
西大手筋では大手筋商店街があり,昼間の時間帯でも買物や生活などの利用がある。
京都駅や竹田駅の他,伏見区の中書島で京阪線と接続している。
利用客が多く,それに反映してか平日朝は4~6本,昼間は毎時4本,土曜休日の昼間は毎時3本と横大路営業所の中では本数の多い路線とも言える。
横大路方面の一部便は横大路車庫へ向かわず途中の京阪中書島・伏見港公園で折り返す。
朝の時間帯では竹田駅東口を経由しない便が多数存在する。
かつては全便において竹田駅東口を経由しなかった。 後に竹田駅を経由する特81系統を設け,暫くこの状態が続いたが,2014年の改正で特81系統と統合し,現在に至る。
京都駅と中書島を結ぶ路線の他に19系統や105系統,南5系統が存在する。


84

所属;横大路営業所(エムケイ委託)

経路:九条車庫前~京都駅八条口~九条河原町~地下鉄十条駅前~近鉄上鳥羽口駅前~上鳥羽
~( ← 久世橋東詰 )~吉祥院長田町~葛野大路八条~西京極駅前~光華女子学園前
~四条葛野大路~京都学園大学前~太秦天神川駅前

市南部を通る系統。
九条車庫前,京都駅八条口と上鳥羽,吉祥院長田町,西京極駅前を通って太秦天神川駅前を結ぶ路線。
久世橋通と葛野大路通で南西を大回りしている。
西京極や吉祥院,上鳥羽の地区を通り,利用客の大半は地元の人達である。
また地下鉄烏丸線や阪急線,京都駅と接続しており,通勤の利用客も見られる。
昼間毎時1本だが,平日だけは毎時1~2本とやや多めの設定で運行。
僅かな便を除き小型バスで運行されている。
大型バスで運行されていた頃は運行本数も少なく赤字続きであった。
現状を変える為,交通社会実験でジャンボタクシーを用い,本数を増やす試みを行ったところ,定員が超える程の乗客増加の効果があり,小型バスを使用するようになった。
2008年に地下鉄東西線の延伸で永らく起終点であった京都外大前を太秦天神川駅に代わり,2015年では阪急西京極の駅前へ立ち寄る。 2016年では京都駅八条口の再開発で京都駅八条口アバンティ前から九条車庫前まで延長される。
遠い過去にも起終点を度々変更が行われており,めまぐるしい変化を遂げている路線とも言える。


86

所属;梅津営業所(西日本JRバス委託)
ラインカラー:オレンジ

経路:梅小路公園・京都鉄道博物館前~七条堀川~京都駅前~烏丸七条~東山七条
~五条坂~祇園 ( →東山三条→岡崎公園 美術館・平安神宮前→
三条京阪前→四条河原町→祇園 )

東山通を走る系統。
梅小路公園。京都鉄道博物館前と京都駅前、清水道、祇園、岡崎公園 美術館・平安神宮前を通って四条河原町で一方循環する路線。
100や206系統等の補完的な役割を担い、梅小路公園や水族館、清水寺、動物園、平安神宮など観光地へ向かう人達を運んでいる。
観光路線として特化しており、昼間の時間帯しか走らない。
夕方に入ると、復路が京都駅止まりになり梅小路公園へは行かなくなる。
元は水族館・東山ラインと名乗り,京都駅を通らず七条通を左右往来していた。
その後,更なる観光需要の取り込みを得る為,京都駅経由に変更したと同時に番号化,現在に至る。
2020年改正から平日運行に拡大、それまでは土曜休日のみに留まっていた。
2021年改正で廃止された急行110系統の受け皿として、岡崎地区まで延伸する。


88

所属;九条営業所 
ラインカラー:オレンジ

経路:九条車庫前~京都駅八条口~大石橋~東福寺~東山七条~烏丸七条~京都駅前
~七条堀川~七条大宮・京都水族館前~梅小路公園・京都鉄道博物館前

東福寺を通る系統。
九条車庫前と東福寺,京都駅前を通って梅小路公園を結ぶ路線。
東福寺,三十三間堂,水族館,梅小路公園,鉄道博物館を通り,利用客の殆どは観光客。
観光路線に特化している為,土曜休日の昼間の時間帯のみの運行である。
元は208系統の区間便として設けられていた。
その後,更なる観光需要の取り込みを得る為,京都駅八条口経由に変更したと同時に番号化,現在に至る。


91

所属;洛西営業所(近鉄バス委託) 

経路:四条烏丸~四条大宮~西大路四条~西ノ京円町~妙心寺前~太秦映画村道
~嵯峨嵐山駅前~嵯峨釈迦堂前~大覚寺

嵯峨方面へ向かう系統。
四条烏丸と西大路四条,太秦映画村道を通って大覚寺を結ぶ路線。
嵯峨地区,新丸太町通では住宅が多く,其処から市中心部へ向かう利用客が多く,大覚寺や妙心寺を通っており,地元の人のみならず観光客の利用も見られる。
西大路通ではJR線や地下鉄東西線,阪急線が通っており通勤通学に便利。
昼間毎時3本の運行。 また93系統と時刻面での組合せに寄り,嵯峨瀬戸川町~西ノ京円町間で10分間隔の運行を実現させている。 平日の四条烏丸方面の最終便は西大路四条までの設定。
他に大覚寺へ向かう路線は京都駅から発着する28系統であるが,嘗ては92系統という立命館大学前から発着し千本通を経由して大覚寺へ向かう路線が存在していた。後に北大路バスターミナルへ起終点変更され,暫くは走り続けたものの,2001年の路線再編により廃止された。
2014年改正前は常盤・嵯峨野高校前以西は均一区間外であった為,距離によって運賃が異なっていた。
同じく市中心部と嵐山を結ぶ京都バスや嵐電,JR線とは競合関係にあたる。


93

所属;梅津営業所(西日本JRバス委託)

経路:錦林車庫前~東天王町~熊野神社前~烏丸丸太町~西ノ京円町~妙心寺前~太秦映画村道
~嵯峨瀬戸川町 ( →嵯峨小学校前→嵐山→嵯峨瀬戸川町 )

丸太町通の横断系統。
錦林車庫前と烏丸丸太町,西ノ京円町,太秦映画村道を通って嵐山で一方循環する路線。
経路上,丸太町通を東の端から西の端まで走行しており,かなり分かり易い。
西端では嵯峨・嵐山地区,中間では二条城近辺に京都御苑,地下鉄烏丸線,京阪線,東端では岡崎地区や平安神宮近辺を通っている。 
その分,京都駅や四条河原町,三条京阪前といった主要ターミナルは経由しないものの,上記の特性上により一定の利用客を確保,観光シーズン中でも一役を買う。
昼間毎時3本の運行。 また91系統と時刻面での組合せに寄り,嵯峨瀬戸川町~西ノ京円町間で10分間隔の運行を実現させている。 土曜休日では嵐山地区の交通規制により.西行の便は嵯峨瀬戸川町→嵐山→嵯峨小学校前と逆回りの運行になる。
嘗ては三条通と四条通を通る11系統と連続運行を行っていたが,後に分離する。
2009年に出入庫便として特93系統が新設された。


特93

所属;梅津営業所(西日本JRバス委託)

経路:太秦天神川駅前~太秦映画村道~嵯峨瀬戸川町 ( →嵯峨小学校前→嵐山→嵯峨瀬戸川町 )

嵐山へ向かう入庫系統。
太秦天神川駅と太秦映画村道を通って嵐山で一方循環する路線。
2009年に出入庫便として新設されたものである。
短距離であるが93系統と連結運行をとっており,嵐山到着後に93系統に替わる。 また93系統も一部便で嵐山到着後,特93系統の東行に替わる。
土曜休日では93系統と同様,嵐山地区の交通規制により.西行の便は嵯峨瀬戸川町→嵐山→嵯峨小学校前と逆回りの運行になる。
新設当初は不規則なダイヤであったが,現在は1時間間隔の運行と改善が成されている。
乗り間違いを防ぐ目的で2020年に復路のみ『臨』と表記して対応するようになる。


100

所属;梅津営業所 

経路:京都駅前~七条京阪前~東山七条~五条坂~祇園~東山三条~岡崎公園 美術館・平安神宮前
~岡崎道~東天王町 ( →宮ノ前町→銀閣寺前→銀閣寺道→東天王町 )

多くの観光地を通る急行系統。
京都駅前と清水道,祇園を通って銀閣寺前で循環する路線。
外国人観光客の誘致策の実施で出た『洛バス』と呼ばれる主要観光系統の一つである。
市内東側には清水寺や平安神宮,銀閣寺など世界遺産として有名な主要観光地を通って行く。
その為,多くの観光客の利用しており平日でも混雑する事がある。 
更に土曜休日や観光シーズン中は京都駅前から殆ど観光客による長蛇の列が出来上がり,それで始発から積み残しが頻繁に発生している。
昼間の時間帯のみで10分間隔の運行である。 シーズン中は増便が実施される。
鉄道接続駅は京都駅と七条京阪前(京阪線),東山三条(地下鉄東西線)のみ。
観光に便利な当系統であるが,シーズン中は京都駅からの大混雑と東大路通の渋滞で快適な乗車はほぼ不可能である。 祇園・清水寺方面へは地下鉄を利用して東山駅から歩くか,九条駅(最寄:大石橋)で202,207系統を利用した方が無難である。
嘗ては河原町通を経由していたが,観光面で不便が生じていた為,改正により現在の形に至る。
またレトロな路面電車を模った『チンチンバス』が運行されていたが,老朽化で姿を消している。
混雑対策の為、2019年改正で前乗り後ろ降り方式が導入された。


101

所属;九条営業所 

経路:北大路バスターミナル~大徳寺前~千本北大路~金閣寺道~北野白梅町~北野天満宮前
~堀川今出川~二条城前~四条堀川~四条烏丸~京都駅前

多くの観光地を通る急行系統。
京都駅前と二条城前,北野天満宮,金閣寺道を通って北大路バスターミナルを結ぶ路線。
外国人観光客の誘致策の実施で出た『洛バス』と呼ばれる主要観光系統の一つであり,主に二条城や北野天満宮,金閣寺,大徳寺といった有名な観光地を通って行く。
買物や通学等,観光以外の利用も見られる。
同じく京都駅から発着する100系統に比べ毎時4本と本数は多くはないが,それでも多くの観光客が利用しており,秋の紅葉シーズンでは増便が行われている程。
途中,阪急線や地下鉄烏丸線,地下鉄東西線,京福線(嵐電)の駅に接続している。
嘗ては北大路バスターミナルを通らず,北端で一方循環を行っていた。
後に北大路バスターミナルを通ってからも,暫くは毎時2本の30分間隔で運行していた。


102

所属;錦林出張所(京都バス委託) 

経路:北大路バスターミナル~大徳寺前~千本北大路~金閣寺道~(←等持院東町)~北野白梅町
~北野天満宮前~烏丸今出川~出町柳駅前~百万遍~銀閣寺道~錦林車庫前

多くの観光地を通る急行系統。
錦林車庫前と金閣寺道,北野天満宮,銀閣寺道を通って北大路バスターミナルを結ぶ路線。
外国人観光客の誘致策の実施で出た『洛バス』と呼ばれる主要観光系統の一つであり,主に金閣寺や北野天満宮,銀閣寺といった有名な観光地を通って行く。
203系統と並んで,今出川通を両端共走破している。
付近には京都大学や同志社大学があり一定の通学利用が見られる。
100系統や101系統と違い,京都駅を発着しない。
その為か毎時2本で30分間隔の運行と他の主要観光系統の中では本数は少数。
であるものの,金閣寺と銀閣寺を一本で結ぶ事から観光客の利用が徐々に増加した為,観光シーズン中に増便を行う程,好循環を得ている。
新設当初は大徳寺道という停留所で発着しており,北大路バスターミナルを通らなかった。
永らく動きは見られなかったが情勢の変化により、2020年改正で前乗り後ろ降り方式が導入、北野白梅町駅(往路のみ)や出町柳駅の入口近くまで乗り入れする為に経路変更された。


105

所属;横大路営業所(阪急バス委託) 

経路:京都駅前~京都駅八条口~稲荷大社前~竹田駅東口~( ←西板橋 )~中書島~横大路車庫前

伏見稲荷へ向かう急行系統。
京都駅前と稲荷大社前,竹田駅東口を通って横大路車庫前を結ぶ路線。
2016年に伏見稲荷大社へのアクセスを目的に新設された。 
これにより,稲荷大社へ向かう南5系統と合わせる事で京都駅と伏見稲荷大社,竹田駅東口を結ぶ路線が昼間の時間帯において毎時4本確保される事になる。
急行運転が行うのは京都駅前~稲荷大社前のみであり,以南からは各停留所を停まって行く。
昼間のみ毎時2本,大半は京都駅前~竹田駅東口間の運行。一部便では横大路車庫まで直通する。
横大路営業所で唯一の急行系統でもある。


106

所属;九条営業所 
ラインカラー:オレンジ

経路:京都駅前→東山七条→五条坂→清水道→祇園→四条河原町→京都駅前

清水寺へ向かう急行系統。
京都駅前から清水道,四条河原町を通って京都駅前へ戻る路線。
往路のみ京都駅と清水寺・祇園のエリアを一周している。
100系統の補完的な役割を持ち,多くの観光客を輸送している。
土曜休日のみ昼間を中心に毎時1~3本の運行。 時間帯によっては一時間半以上の空きがある。
2008年に『祇園Excpress』として新設,2016年に番号化され現在に至る。


111

所属:九条営業所 

経路:京都駅前~西本願寺前~二条城前 ( →金閣寺道→北野天満宮前→二条城前 )

金閣寺へ向かう系統。
京都駅と堀川通を通って金閣寺道で一方循環する路線。
同じく京都駅から二条城、金閣寺へ向かう急行101系統よりも停車する停留所が少ない。
当初は二条城・金閣寺Expressと名乗り、観光客の増加が見込まれる時期に運行されていたが,2017年の改正で通常運行に変更され、終日に昼間の時間帯で運行する観光路線として成り立つ。
そして2019年改正で番号が付与され現在の形に至る。


201

所属;梅津営業所 
ラインカラー:オレンジ 紫色

経路:みぶ操車場前~四条大宮~四条烏丸~四条河原町~祇園~東山三条~熊野神社前~百万遍
~出町柳駅前~烏丸今出川~千本今出川~二条駅前~みぶ操車場前

街の中心を一周する循環系統。
みぶ操車場前から祇園,出町柳駅前,千本今出川を通ってみぶ操車場前へ戻る路線。
梅津営業所内で唯一の循環路線を持つ。
千本通や今出川通の沿線民と同志社大学や京都大学へ向かう通学客の利用が中心。
当系統は地下鉄烏丸線・東西線,阪急線,嵐電,京阪線の駅に接続している。
毎時5~6本で本数は多め。 夜間の時間帯からはみぶ操車場前までの区間便,深夜の時間帯では右回りでは二条駅前まで,左回りでは四条大宮までとなり,深夜でも鉄道乗換客にとって便利である。
四条通では渋滞が瀕発,乗降り時間の増大により,定時制が乱れる事も。
みぶ操車場前で乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。
今出川通と四条通を左右往来する循環路線は他に203系統が存在する。


臨特201節分

所属;西賀茂・梅津営業所

経路:壬生寺道~四条河原町~祇園~京大正門前~百万遍 ( →出町柳駅前→河原町今出川→百万遍 )

京大正門前へ向かう系統。
壬生寺道と京大正門前を通って出町柳駅前で折返す路線。
節分祭と節分会への利用を目的としており、期間中に臨時運行される。
壬生寺道を発着点とし,201系統と同経路を辿りながら出町柳駅前で折返していく。
期間中は201、206系統と共に節分を楽しむ観光客で混み合い,利用率は高い。


202

所属;九条営業所 
ラインカラー:オレンジ 黄色

経路:九条車庫前~東寺南門前~西大路駅前~西大路七条~西大路四条~西ノ京円町~烏丸丸太町
~熊野神社前~祇園~五条坂~東山七条~東福寺~大石橋~九条車庫前

街の中心を一周する循環系統。
九条車庫前から西大路四条,烏丸丸太町,祇園,東福寺を通って九条車庫前へ戻る路線。
主に九条通,西大路通,丸太町通,東山通を通りながら一周する。
京都駅や四条河原町、四条烏丸など京都市の中心を経由しないものの,東側では東福寺,清水寺,八坂神社など有名な観光地を通り,西側でも沿線には島津製作所やワコールなど有名な企業の本社が立地しており,両側とも通勤や観光等での利用客が多い。
またJR線や地下鉄線など多数の鉄道駅に接続している。
その為,運行本数は毎時4~5本と多めに設定。 一部の左回りの入庫便では京都駅八条口アバンティ前を経由しながら九条車庫前まで走って行く。
東山通では渋滞が瀕発,乗降り時間の増大により,定時制が乱れる事も。
立命館大学へ向かう快速202系統が存在する。
九条車庫前で乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。


203

所属;錦林出張所(京都バス委託) 
ラインカラー:オレンジ 黄色 白色

経路:錦林車庫前~熊野神社前~祇園~四条河原町~四条烏丸~西大路四条~北野白梅町
~北野天満宮前~烏丸今出川~出町柳駅前~銀閣寺道~錦林車庫前

街の中心を一周する循環系統。
錦林車庫前から四条河原町,西大路四条,北野天満宮前,銀閣寺道を通って錦林車庫前へ戻る路線。
今出川通と四条通を左右往来する循環路線は他に201系統が存在しているが,此方は西大路通,東山通,白川通と範囲を拡大している。
玄関口の京都駅を通らないものの,四条河原町や北野天満宮,京都御所,銀閣寺,平安神宮・岡崎公園・動物園(最寄:岡崎道),八坂神社など集客施設を経由しており,通勤通学のみならず,昼間の時間帯でも買物や観光で利用する客がいる。
また地下鉄線や阪急線,京阪線,JR嵯峨野線,嵐電と接続しており,鉄道利用へのアクセスも確保。
所内唯一の循環路線であるが,錦林所属の全路線の運行業務は京都バスに委託している為,唯一の委託された循環路線としての側面を持っている。
錦林車庫前で乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。


204

所属;烏丸営業所 
ラインカラー:黄色 白色

経路:北大路バスターミナル~高野~上終町京都造形芸大前~銀閣寺道~東天王町~熊野神社前
~烏丸丸太町~西ノ京円町~北野白梅町~金閣寺道~大徳寺前~北大路バスターミナル

街の中心を一周する循環系統。
北大路バスターミナルから上終町京都造形芸大前,銀閣寺道,烏丸丸太町,西ノ京円町,金閣寺道.大徳寺前を通って北大路バスターミナルへ戻る路線。
主に北大路通,白川通,丸太町通,西大路通を通りながら市内北部を周回する。
幹線道路沿いにある住宅地や北白川地区の沿線民の利用が中心。
他に金閣寺や銀閣寺,京都御所,平安神宮・岡崎公園・動物園(最寄:岡崎道),佛教大学(最寄:千本北大路),京都造形芸術大学を経由しており,通学客や観光客の利用が見られる。
しかし,京都駅を通らない為か,北大路バスターミナルを通る循環路線の中では運行本数は少なめである。
幹線道路を通る循環路線が多い中,当系統は珍しく北白川地区で二車線の生活道路を通って行く。
北大路バスターミナルで乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。
2017年改正からは深夜便のMN204系統『コトキン・ライナー・リレー号』として運行される。
烏丸北大路から錦林車庫前までで,地下鉄「コトキン・ライナー」運行日のみ走行する。


205

所属;九条営業所 
ラインカラー:水色 黄色

経路:九条車庫前~京都駅前~烏丸七条~西大路七条~西大路四条~北野白梅町~金閣寺道
~北大路バスターミナル~洛北高校前~河原町今出川~四条河原町~京都駅前~九条車庫前

街の中心を一周する循環系統。
九条車庫前から京都駅前,西大路四条,金閣寺道,北大路バスターミナル,四条河原町,京都駅前を通って九条車庫前へ戻って行く路線。
主に七条通,西大路通,北大路通,河原町通を通りながら市内全域を周回する。
沿線民や佛教大学や立命館大学へ向かう通学生の利用が中心。
西側では水族館や梅小路公園,鉄道博物館,金閣寺を通る為,昼間は観光客の利用も見られる。
また京都駅や地下鉄線,阪急線,JR嵯峨野線,嵐電に接続しており,鉄道乗換での利便性は良い。
若干徒歩になるが,河原町今出川や河原町三条,四条河原町などで京阪線や叡山線に接続する。
時間帯によるものの,かなり混雑になり易い。
循環路線の中ではかなりの長距離である。 ただ循環と銘打ちしているものの,九条車庫前で終起点としている為,一周し九条車庫へ戻ってきた便は乗務員交代は行われず,そのまま入庫する。
立命館大学へ向かう快速205系統や特205系統や,深夜の24時に一便だけ京都駅前から西大路通を通って烏丸北大路まで走るMN205系系統が存在する。
また,2017年改正から毎週金曜日(祝日を除く)に烏丸北大路で終点にせず,MN204系統として引き続き延長運行される。


特205

所属;梅津営業所 

経路:西大路四条~西ノ京円町~大将軍~等持院東町~立命館大学前

馬代通を通る系統。
西大路四条と西ノ京円町,等持院東町を通って立命館大学を結ぶ路線。
特205系統と区別しているが,番号では『臨』と表記している。
立命館大学へ向かう通学客や馬代通の沿線民の利用が中心。
平日では朝の時間帯では毎時2~3本,昼間からは1~2本,土曜休日では朝の時間帯は少数に減る。
設立当初は快速205系統と同じく,わら天神前まで西大路通を北上していたが,2014年の改正で馬代通経由に変更され,同時に等持院東町の停留所を新設した。


206

所属;烏丸営業所 
ラインカラー:オレンジ 紫色

経路:北大路バスターミナル~高野~熊野神社前~祇園~清水道~五条坂~東山七条
~烏丸七条~京都駅前~七条大宮・京都水族館前~四条大宮~二条駅前
~千本今出川~(→ライトハウス前)~千本北大路~北大路バスターミナル

街の中心を一周する循環系統。
北大路バスターミナルから高野,祇園,五条坂,京都駅,四条大宮,二条駅前,千本北大路を通って北大路バスターミナルへ戻って行く路線。
主に北大路通,東山通,大宮通,千本通を通りながら市内全域を周回する。
東側では清水寺や高台寺,八坂神社,知恩院など有名な観光地を通り,昼間の時間帯を中心に観光客や訪日外国人の利用が多くなり,さらに春季や秋季等の観光シーズンでは激増し,京都駅から積み残しが瀕発する事あり,その為か急行100系統など京都駅から東山通を通る路線が当系統の補完役として担う。
高野・下鴨地区では地元民,百万編では京都大学があり通学の利用がある。
運行本数は多く,昼間の時間帯で北大路バスターミナル~京都駅前間の区間便が多数設定されている程。
西側は東側と比べ,観光地は大徳寺や西本願寺,水族館と少数である。
その為,西側での利用客の殆どは地元の沿線民である。
また,千本通・大宮通では46系統や201系統,207系統など運行本数の多い路線が重複している為,運行本数は東側より少ない。 平日の朝と夕方の時間帯では通勤客の利用がある為,本数は倍増する。
当系統は京都駅を始め,阪急線,地下鉄烏丸線,地下鉄東西線,嵐電,叡山線,京阪線,JR嵯峨野線と市内に走る全ての高速鉄道を接続している。
西側の利用率は低いものの,205系統と並び利用客の多い循環路線の一つになっている。
北大路バスターミナルで乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。


臨特206節分

所属;西賀茂・烏丸・九条営業所

経路:京都駅前~東山七条~祇園~京大正門前~百万遍 ( →出町柳駅前→河原町今出川→百万遍 )

京大正門前へ向かう系統。
京都駅前と京大正門前を通って出町柳駅前で折返す路線。
臨特201節分系統と同様、節分祭と節分会への利用を目的としており、期間中に臨時運行される。
運行経路は京都駅前から発着点で、基本的には206系統の同じ経路を辿って行くが,百万編を過ぎると西に向かい出町柳駅前、河原町今出川を通ってから京都駅へ折り返す。
期間中は201、206系統と共に節分を楽しむ観光客で混み合い,利用率は高い。


207

所属;九条営業所 
ラインカラー:オレンジ 紫色

経路:九条車庫前~九条大宮~七条大宮・京都水族館前~四条大宮~四条烏丸~四条河原町
~祇園~五条坂~東山七条~東福寺~大石橋~九条車庫前

街の中心を一周する循環系統。
九条車庫前から四条大宮,四条河原町,祇園,五条坂,東福寺を通って九条車庫前へ戻って行く路線。
主に九条通,大宮通,四条通,東山通を通りながら市内全域を周回する。
京都駅を通らないが,清水寺や八坂神社,東福寺,東寺,水族館など観光地を通って行く為,昼間の時間帯を中心に観光客の利用が多い。 大宮通や九条通では地元の利用客が中心になる。
当系統は地下鉄烏丸線,阪急線,京阪線,近鉄線に接続する。 また『東福寺』停留所の近くではJR奈良線,京阪本線の東福寺駅があり,徒歩で鉄道線に乗り換える事が可能である。
利用客が多い為,運行本数は昼間の時間帯で毎時6~7本と多く設定されている。
夕方・夜間時間帯の一部入庫便では京都駅八条口アバンティ前へ経由する。
九条車庫前で乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。


208

所属;九条営業所 
ラインカラー:オレンジ 黄色

経路:九条車庫前~東寺南門前~西大路駅前~西大路七条~七条大宮・京都水族館前~京都駅前
~烏丸七条~七条京阪前~東山七条~東福寺~大石橋~九条車庫前

街の中心を一周する循環系統。
九条車庫前から西大路七条,京都駅前,東福寺を通って九条車庫前へ戻って行く路線。
主に九条通,七条通,東山通を通って通りながら周回する。
京都駅を通るものの他の循環路線と比べ運行範囲が小規模である。
七条通や九条通では地元民の利用が中心。 また東福寺や東寺,水族館などの観光地を通る。
当系統は京都駅と近鉄線,地下鉄烏丸線に接続。 『東福寺』停留所の近くではJR奈良線,京阪本線の東福寺駅があり,徒歩で鉄道線に乗り換える事が可能。  
循環路線の中では鉄道線に接続する数,利用客数が少数に落ち込んでいる。
それに反映してか,運行本数も昼間の時間帯に毎時2~3本と多くはない。 
しかし近年,観光客の増加に応じて観光シーズン中に臨時便が出されたり,88系統の全身である特208系統を設けたりしている為,それなりの需要がある様だ。
九条車庫前で乗務員の交代が行われるが,状況によっては運行取り止めて入庫する。


北1

所属;烏丸営業所  

経路:北大路バスターミナル~北大路堀川~上堀川~紫野泉堂町 
( →鷹峯源光庵前→玄琢→紫野泉堂町 )

鷹峯地区を循環する系統。
北大路バスターミナルと紫野泉堂町を通って玄琢で一方循環する路線。
経路上,紫野泉堂町から鷹峯源光庵前,玄琢を通って再び紫野泉堂町へ折返す為,一方循環の距離が長い。
短距離であるが,北大路駅やその地区へ向かう地元民の利用で混雑する。
鷹峯地区では光悦寺や源光庵,常照寺があり,休日や観光シーズン中は観光客の利用もある。
運行本数は昼間の時間帯で毎時3本,夕方からは毎時1~2本と減って行く。
以前は秋季の紅葉シーズンに6系統と並び,臨時便が出された事がある。
北大路バスターミナルでは1系統があり,当系統と共に同じ乗り場から発車される。
その為,行楽期には光悦寺などへ向かう観光客が1系統に乗車してしまうといった誤乗が発生しており,北大路駅バスターミナルでは所々で注意書きが貼られている。
また,2016年の改正で方向幕の『北』の下に『North』と表記し,紛らわしさを解消させている。
中型バスを使用するが,混雑する時間帯では大型車で運行される事も。


北3

所属;烏丸営業所  

経路:北大路バスターミナル~東元町~御薗口町~柊野別れ~京都産大前

加茂川を沿って走る系統。
北大路バスターミナルと上賀茂御薗橋を通って京都産大前を結ぶ路線。
経路の殆どは加茂海道を通って,南北を往来する。
地下鉄烏丸線から京都産業大学へのアクセス路線と位置付けている。
その為,多くの学生が利用しており,朝夕の時間帯や行事などでは大混雑する事もある。
また柊野地区では生活や買物の為に利用する沿線民がいる。
運行本数は昼間の時間帯で毎時3本,開学期には増便が行われる。
同じく京都産業大学を通る京都バスとは競合関係にあたる。
均一区間外の路線であるが,全線乗車の運賃は均一区間と同額である。
嘗て,『産大Express』という北大路バスターミナル~京都産大前間を加茂海道ではなく,堀川通で経由しながらノンストップで運行する路線や,特北3系統という,北山橋と上賀茂橋を経由する路線が存在していたが,どちらも改正により廃止されている。
2017年改正からは均一区間路線になった。 それまでは御薗口町以北が均一区間外であった。


北8

所属;烏丸営業所  

経路:北大路バスターミナル~千本北大路~佛教大学前~紫野泉堂町~東元町~北山駅前
~松ヶ崎駅前~修学院道~一乗寺木ノ本町~高野~洛北高校前~北大路バスターミナル

京都市北部を一周する系統。
北大路バスターミナルと佛教大学前,北山駅前,修学院道を通って北大路バスターミナルへ戻って行く路線。
主に北大路通や千本通,北山通,白川通で北部を周回している。
北大路バスターミナルを起終点である為,循環運転が行われている。
しかし,乗務員交代が行われず,そのまま入庫するバスが多い為,循環系統と位置付けていない。
利用客の殆どは地元の人である。 ただ,松ヶ崎地区とその近辺では地下鉄烏丸線を通っており,また他の幹線道路でも5系統や206系統など本数の多い路線が重複している事もあり,利用客は多くはない。
運行本数は毎時2~3本,夜間の時間帯では減少し,深夜の時間帯では運行されない。
1997年に地下鉄烏丸線で国際会館まで延伸を機に,京都市北部を走る幾つかの路線を廃止させ,それの代替として当路線が設けられた。
嘗ては岩倉・修学院地区で均一区間外であった為,当路線も均一区間外の路線として運行されていた。
2016年改正で岩倉・修学院地区では均一区間化され,当路線も均一区間路線に移り変わる。 同時に北1系統と同様,『北』の下に『North』と表記している。


南1

所属;横大路営業所(阪急バス委託)

経路:竹田駅西口~パルスプラザ前~赤池~久我石原町~国道東土川~中久世
~JR桂川駅前~下津林大般若町~桂高校前~桂駅東口~下桂~下津林大般若町

久我を通る系統。
竹田駅西口と久我,JR桂川駅前を通って桂駅東口を結ぶ路線。
阪急京都線の駅と近鉄京都線と駅を一本で結ぶ唯一の路線でもある。
久我・赤池地区では道幅の狭い道路が多く,そして通行量が多い。
その影響で,時間帯によって渋滞が発生する事があり,所要時間が乱れる可能性はある。
利用客は多くはなく,京都市バスの中では赤字が最大である。
その為,改正でJR桂川駅を経由したりダイヤ調整を行うなど打開策を行っている。
経路上,桂地区では循環する為,右回りのバスと左回りのバスの二つの路線形態を持っている。
昔は60系統と名乗り,五条坂や京都駅を発着点としていた。 後に,南1と番号変更されると同時に経路も現在に近い形で変更が行われた。
当路線の他に,数本での運行だが桂駅と久世工業団地を結ぶ特南1系統が存在する。


特南1

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)

経路:久世工業団地前~中久世~JR桂川駅前~川島六ノ坪町~桂駅東口~下桂~下津林大般若町

久我を通る系統。
久世工業団地前とJR桂川駅前を通って桂駅東口を結ぶ路線。
桂駅から久世工業団地へのアクセス路線でもある。
その為,阪急桂駅とJR桂川駅から工場へ向かう通勤客の利用が主体。
平日土曜の朝夕の時間帯で数本のみ運行される。
一時期は横大路営業が担当していた事があった。


南2・特南2

所属;横大路営業所(阪急バス委託)

南2系統の経路:竹田駅西口~パルスプラザ前~久我~菱川~免許試験場前~JR長岡京東口
特南2系統の経路:竹田駅西口~パルスプラザ前~久我~菱川~JR長岡京東口

長岡京へ向かう系統。
竹田駅西口と久我,免許試験場前を通ってJR長岡京東口を結ぶ路線。
京都市バスの中では唯一,長岡京市内を走って行く。
久我・羽束師地区の沿線民と,免許試験場を通る為,免許更新や試験に向かう人達の利用が中心である。
運行本数は昼間の時間帯で2~3本。 竹田駅西口~菱川間の区間便も含まれている。
昔は免許試験場前までの運行であったが,2001年改正でJR長岡京東口へ向かう特南2系統が新設,利用客からは好評を受けた様で,幾度のダイヤ改正で増便を行った後,終日JR長岡京に乗入れする運行形態にする為,南2系統も追随する形でJR長岡京東口まで延伸する。
その後も利用客を増やす為,更に増便を行っている。
久我地区では狭隘道路が多い為,使用するバスは中型車である。
特南2系統は設立当初から免許試験場前は乗入れておらず,現在も経由しない。 


(南2系統)


(特南2系統)


南3・特南3

所属;横大路営業所(阪急バス委託)

南3系統の経路:竹田駅西口~パルスプラザ前~三栖公園前~西大手筋~中書島~横大路車庫前
特南3系統の経路:竹田駅西口~(南3系統)~国道大手筋~(南3系統)~横大路車庫前

中書島へ向かう系統。
竹田駅西口とパルスプラザ前,西大手筋,中書島を通って横大路車庫前を結ぶ路線。
高速道路の高架下の油小路通で南北を往来している。
竹田駅や京阪中書島へ向かう沿線民の利用が中心。
元々,人口の少ない地域を通っていたが,京都市が伏見区北部で高度集積地区というビジネス商業特区を指定してから通勤客の利用も増加傾向にある。
運行本数は昼間の時間帯で毎時1~2本。
一部では京阪中書島・伏見港公園までの便と国道大手筋を経由する特南3系統の便が存在する。
利用者が少ない為,以前から小型バスを使用している。
ただ,近年では中型バスを使って運行する事がある。


(南3系統)


(特南3系統)


南5

所属;横大路営業所(阪急バス委託)

経路:京都駅前~七条京阪前~稲荷大社前~竹田駅東口~(←西板橋)~西大手筋
~中書島~横大路車庫前

伏見稲荷へ向かう系統。
京都駅前と稲荷大社前,竹田駅東口,中書島を通って横大路車庫前を結ぶ路線。
主に師団街道を通りながら,南北を縦断する。
人口密度の高い地域が多いが,沿線にはJR奈良線や京阪本線が並行している為,当初は地元の人の利用が主体の路線であったが,伏見稲荷大社が有名な観光地として国内外から認知されると,当系統に利用する観光客が増加し始め,積み残しが発生する程にまでなった。
それに対応する為,2015年に昼間の時間帯に毎時1本のところを毎時2本に倍増,2016年の改正で急行105系統新設により,京都駅と伏見稲荷大社を結ぶ路線はそれに合わせて15分間隔に実現。 
利用客数の多い路線として飛躍を果たす様になる。
南行きでは竹田駅東口までの便が多いが,一部の便は横大路車庫まで直通する。
以前は中型バスの使用であったが,現在は観光客に対応する為,大型バスで運行している。
2017年改正からは七条京阪前経由に変更される。


臨南5

所属;横大路営業所(エムケイ委託)

経路:竹田駅東口~藤ノ森 ( →坊町→JR藤森駅前→藤森神社→藤ノ森 )

藤森方面へ向かう系統。
竹田駅東口と藤ノ森を通ってJR藤森駅前で一方循環する路線。
利用客の大半は深草・藤森地区に住む地元の人達である。
運行本数は昼間の時間帯で毎時1本,平日土曜の朝の時間帯では毎時2本。
狭隘道路が多い為,小型バスを使用している。以前は利用客低迷の為,ジャンボタクシーを使用していた。
竹田駅延伸時に廃止された路線の代替で新設,その時は中型バスを使用していた。


南8

所属;横大路営業所(エムケイ委託)

経路:竹田駅東口~藤ノ森~(→下町→/←墨染←)~最上町~丹波橋~御香宮前
~(←京阪中書島・伏見港公園)~中書島~西大手筋~国道大手筋~横大路車庫前

桃山方面へ向かう系統。
竹田駅東口と丹波橋,中書島を通って横大路車庫前を結ぶ路線。
主に深草・墨染・桃山地区を南北往来しながら走行する。
利用客の大半は地元の人が主体である。
沿線には京阪本線やJR奈良線,近鉄京都線が並行し,更に近鉄バスが向島と竹田駅を結ぶ路線を始め,それと一部重複した為,人口密度の高い地域を多いにも関わらず,利用客は少ない。
深草・墨染地区では一方通行のある狭隘道路である為,南行きが下町・伏見インクライン前経由,北行きが墨染・藤森神社前経由と分離している。
運行本数は毎時1~2本。 ほぼ45分間隔で運行している。
狭隘道路と利用客数に応じて小型バスを使用している。


西1

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)  

経路:桂駅西口~三ノ宮街道~境谷大橋~新林センター前~洛西バスターミナル

洛西へ向かう系統。
桂駅西口と境谷大橋を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
主に新林地区を通って行く。
朝夕の時間帯で大阪や京都市中心部へ向かう通勤客を輸送している。
朝と夕方~夜間の時間帯に運行,昼間の時間帯は西8系統で補う。


西2・特西2

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)  

西2系統の経路:桂駅西口~三ノ宮街道~境谷大橋~西竹の里町~洛西バスターミナル
特西2系統の経路:桂駅西口~三ノ宮街道~境谷大橋~西竹の里町
~福西竹の里~右京の里~福西竹の里~洛西バスターミナル

洛西へ向かう系統。
桂駅西口と境谷大橋を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
主に竹の里地区を通って行く。
大阪や京都市中心部へ向かう通勤客や買物客,お出掛け等で利用する。
運行本数は昼間の時間帯で毎時4~5本と多めに設定がなされている。
一部の便は大原野地区へ経由する特西2系統が運行される。経路上,福西竹の里を往復とも二度も経由する。
また,南春日町へ向かう臨西2系統が存在する。


(西2系統)


(特西2系統)


臨西2

所属;洛西営業所(近鉄バス委託) 

経路:桂駅西口~三ノ宮街道~境谷大橋~南春日町~西竹の里町~洛西バスターミナル

洛西へ向かう系統。
桂駅西口と境谷大橋,南春日町を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
南春日町とその近辺では民家が建ち並ぶものの,大半は田園地帯が広がっている。
新興住宅地の洛西ニュータウンとは対照的である。
大原野地区西部へ向かう唯一の路線であるが,その地域では阪急バスや京阪京都交通が並走しており,当系統の利用者は少ない為,終日数本のみの運行に留まっている。


西3・特西3

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)

西3系統の経路:桂駅西口~三ノ宮街道~南福西町~洛西大橋~境谷大橋~洛西バスターミナル
特西3系統の経路:桂駅西口→三ノ宮街道→南福西町→西竹の里町→新林公団住宅前
→新林センター前→新林公団住宅前→洛西バスターミナル(大半の便は境谷大橋)

洛西へ向かう系統。
桂駅西口と南福西町,洛西大橋を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
主に福西町内区を通って行く。
朝夕の時間帯で大阪や京都市中心部へ向かう通勤客を輸送している。
朝と夕方~夜間の時間帯に運行,昼間の時間帯は西8系統で補う。
特西3系統は深夜の時間帯のみ運行で,洛西ニュータウンの東西南北の地区を辿って行くが,洛西大橋など西3系統が通る一部の停留所は通らない。 洛西バスターミナル行きと境谷大橋行きと二つの便が存在するが,その大半は境谷大橋行きである。
土曜休日では22時代からの運行で,本数もやや減少する。
深夜の帰宅客に対応する為,休日を除く24時に一便だけ走るMN特西3系統が走り出す。


(西3系統)


(特西3系統)


西4・特西4

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)

西4系統の経路:JR桂川駅前~洛西口駅前~境谷大橋~西竹の里町~洛西バスターミナル
特西4系統の経路:JR桂川駅前~洛西口駅前~南福西町~西竹の里町
~新林センター前~新林中通~洛西バスターミナル

洛西へ向かう系統。
JR桂川駅前と境谷大橋を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
『西』と付く系統の中で唯一,JR桂川駅を発着とし阪急洛西口駅を通って行く。
阪急洛西口駅の開業を受け,洛西ニュータウンへの新たなアクセス路線として2003年に新設,またJR桂川駅の開業により,2008年に当駅まで延伸,現在の形になる。
利用客は洛西ニュータウンや物集女地区の沿線民。 当初は駅へ向かう通勤利用が中心であったが,イオンモール桂川の開業により,店へのお出掛け等,新たな需要を取り込んでいる。
運行本数は昼間の時間帯で毎時1本。 平日土曜の朝夕の一部時間帯では毎時2本の設定。
特西4系統は福西町と新林地区から阪急洛西口駅・JR桂川駅・イオンモール桂川へのアクセスを目的に2014年に新設された路線である。 これにより,JR線への乗換による利便性が向上する。
毎時1本の運行。 当初は土曜休日のみであったが,後に平日でも運行される様になる。


(西4系統)


(特西4系統)


西5・臨西5

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)

西5系統の経路:桂駅西口~三ノ宮街道~境谷大橋~新林センター前
~国道沓掛口~西桂坂~大枝山町東~桂坂中央
臨西5系統の経路:桂駅西口~三ノ宮街道~国道沓掛口~西桂坂~大枝山町東~桂坂中央

桂坂へ向かう系統。
桂駅西口と境谷大橋,国道沓掛口,西桂坂を通って桂坂中央を結ぶ路線。
洛西ニュータウンを経由してから桂駅と桂坂を往復する。
桂駅と桂坂を結ぶ路線の他に西6系統が存在するが,桂坂から西京区役所洛西支所や洛西図書館,ラクセーヌ,高島屋へ向かうのは当系統のみである。
運行本数は昼間の時間帯に毎時2本,平日土曜の朝と夕方の一部時間帯では2~3本になる。
臨西5は洛西ニュータウンを通らず,国道9号線を通って桂坂へ向かう。 平日朝に僅かながら運行。


(西5系統)


(特西5系統)


西6

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)  

経路:桂駅西口~三ノ宮街道~京大桂キャンバス前~西桂坂~大枝山町西~桂坂中央

桂坂へ向かう系統。
桂駅西口と京大桂キャンバス前を通って桂坂中央を結ぶ路線。
同じく桂駅と桂坂を結ぶ西5系統が存在するが,此方は洛西ニュータウン内を経由しない。
代わりに京都大学の桂キャンバスを経由する。 その為,通学生の利用が多い。
運行本数は昼間の時間帯で毎時2本。
また,京阪京都交通と共同運行を取る事で桂駅と桂坂間で10分間隔の運行を実現している。


西8

所属;洛西営業所(近鉄バス委託)  

経路:桂駅西口~三ノ宮街道~南福西町~洛西大橋~境谷大橋~新林センター前~洛西バスターミナル

洛西へ向かう系統。
桂駅西口と南福西町,境谷大橋を通って洛西バスターミナルを結ぶ路線。
西1系統と西3系統を組み合わせた様な運行形態を持つ。
昼間の時間帯に桂駅と新林地区,福西地区を結ぶ路線は当系統が主流となる。
運行本数は昼間の時間帯のみ運行で,毎時5本。


M1・特M1

所属;梅津営業所  

M1系統の経路:立命館大学前~わら天神前~衣笠氷室町~原谷口~原谷
特M1A系統の経路:北大路バスターミナル~金閣寺道~わら天神前~立命館大学前
特M1B系統の経路:北大路バスターミナル~金閣寺道~衣笠氷室町~原谷

原谷へ向かう系統。
立命館大学前と衣笠氷室町を通って原谷を結ぶ路線。
原谷は金閣寺のある衣笠より西にある山々に囲まれた住宅地である。
コンビニがある程、人口は多い。
市街地と原谷を結ぶ唯一の公共交通機関であり利用者は原谷に住む人達で占める。
元々、原谷への道路が狭隘区間が多く開業当初はマイクロバスを使用されていた。
路線番号の左にMと冠するのはマイクロバスの英語の頭文字から取っている。
道路環境が改善し中型バスを使用して尚も名残として残されている。
また北大路駅と立命館大学を結ぶ路線や北大路駅と原谷を結ぶ路線が運行されているが、どちらも数本のみの設定となっている。


快速 立命館
(快速202・205)

所属;九条営業所
九条車庫・九条通(快速202)発着
九条車庫・京都駅(快速205)発着

ラインカラー:黄色

経路(九条車庫・九条通発着 快速202系統):九条車庫前~西大路駅前~西大路四条
~北野白梅町~(←小松原児童公園前)~立命館大学前

経路(九条車庫・京都駅発着 快速205系統):九条車庫前~京都駅前~烏丸七条~七条千本
~西大路七条~西大路四条~西ノ京円町~北野白梅町~(←小松原児童公園前)~立命館大学前

立命館大学へ向かう快速系統。
九条車庫前と京都駅前、西大路四条を通って立命館大学を結ぶ路線と九条車庫と西大路駅前、西大路四条を通って立命館大学を結ぶ路線と二つに分別している。
主な利用客は立命館大学へ向かう通学生が中心。
朝と夕方の時間帯を中心に運行され、立命館大学が開校中の時は数本増便される。
土曜休日でも運行されているが、平日と比べると数本と僅かである。
元々は九条車庫・京都駅での発着は快速205系統、九条車庫・九条通での発着は快速202系統としていたが、2019年の改正で往路(立命館大学方面)のみ両系統とも『快速 立命館』として統合された。
恐らく誤乗防止の目的でこの様な形に区別したものと思われる。
復路は従来通り番号で表記される。
因みに京都市交通局の時刻表では快速202,205系統の番号名が記されている。


(往路)


(復路・快速202系統)


(復路・快速205系統)


立命館ダイレクト

所属;梅津営業所

経路:西大路四条→西大路御池→立命館大学前

立命館大学へ向かう系統
西大路四条から西大路通を通って立命館大学前まで向かう路線。
直行路線と位置付けており,停車する停留所は西大路御池のみ。
通学シーズン中に運行される。


高雄臨

所属;???

経路:二条駅前~(直行)~高雄~槇ノ尾~栂ノ尾

11月の紅葉シーズンしか走らない臨時便。
JRと地下鉄が通る二条駅西口と高雄、栂ノ尾を結んでいく。
かつて競合であった西日本ジェイアールバスと手を取り合って土曜休日、祝日に共同運行を行っている。
前身は高雄エクスプレスで8系統と同じ経路で主要停留所のみ停まりながら往来していた。
その需要が変わり現在の形になる。
来年も同じ形で運行されるのか不明。


東山シャトル

所属;???

経路:京都駅前→五条坂→五条京阪前→烏丸五条→烏丸七条→京都駅前

五条坂へ向かう系統。
京都駅前から五条坂,烏丸五条を通って再び京都駅へ戻る路線。
行楽期に運行されるシャトル便。 五条坂,五条京阪前,烏丸五条,烏丸七条しか停まらない。
急行101系統同様、混雑対策の為、2019年改正で前乗り後ろ降り方式が導入された。


臨(東山開睛館)

所属;???

経路:神宮道~祇園~五条坂~五条大和大路・東山開睛館前

東山通を通る快速系統。
五条大和大路・東山開睛館前と祇園を通って神宮道を結ぶ路線。
主に東山開睛館へ向かう通学生を対象としている。
その為、平日のみの運行になり、朝の時間帯は五条坂まで走る往路と、夕方の時間帯では五条大和大路・東山開睛館前から神宮道へ向かう復路と通学重視のダイヤ構成となっている。
尚、東山開睛館が休校している間は、平日でも運行されない。


循環2

所属;錦林出張所(京都バス委託)

経路:( 三条京阪前←四条京阪前←四条河原町←河原町三条 )三条京阪前~東山三条
(→岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前→動物園正門前→
南禅寺・疏水記念館・動物園東門前→岡崎公園 美術館・平安神宮前→知恩院三門前→東山三条)

岡崎地区を循環する系統。
三条京阪前・河原町三条から岡崎地区,知恩院三門前を通って三条京阪前・河原町三条へ戻る路線。
主に美術館や平安神宮,動物園,南禅寺,知恩院等の観光地を通って行く。
朝から夕方の時間帯まで15分間隔の運行される。
岡崎地区での観光客の利便性向上を目的に新設されたが,四条河原町に通らず,特殊なラッピングで市バスと認識し難い事もあってか,当初は利用は低迷に落ち込んでいたが,ポスター等の宣伝や車体に『市バス』のステッカーを貼り付ける等,交通局の打開策を取っており,現在は増加傾向にある。
2017年でようやく四条河原町へ経由する様になった。


岡崎・銀閣寺ライン

所属;???

経路:京都駅前~四条河原町~三条京阪前~岡崎公園 美術館・平安神宮前
~東天王町(→銀閣寺前→錦林車庫前→東天王町)

岡崎と銀閣寺を通る観光系統。
休止になった急行100系統の代わりとして新設された。
春季やゴールデンウィーク、秋季など観光客の多い時期に昼間の時間帯で運行される。


二条城・銀閣寺ライン

所属;???

経路:京都駅前~四条烏丸~二条城前~堀川今出川(→金閣寺道→北野天満宮前→堀川今出川)

二条城と金閣寺を通る観光系統。
休止になった急行101系統の代わりとして新設された。
春季やゴールデンウィーク、秋季など観光客の多い時期に昼間の時間帯で運行される。


金閣寺・嵐山ライン

所属;???

経路:北大路バスターミナル~金閣寺道~立命館大学前~御室仁和寺~大覚寺
~嵯峨瀬戸川町(→嵐山→嵐山天龍寺前→嵯峨瀬戸川町)

金閣寺と嵐山を通る観光系統。
嵐山と金閣寺など京都市北部結ぶ路線。
春季やゴールデンウィーク、秋季など観光客の多い時期に運行される。
金閣寺と嵐山を一本で往来する最速の交通手段であるが、1時間に1本しか走らず、嵐山地区で頻発する渋滞により定時より遅れるなど、利便性に難あり。



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