〜港湾外〜
貨物港で謎の集団の攻撃を掻い潜りや、反撃をしたりしながら湾外へ抜け出す浩二。
そこにクリスを乗せたと思われる黒い車が止っていた。
浩二は一瞬『追いついた!』と助ける気力を一段上がらせたが、後に溜め息を吐いてウンと下がった。
黒い車は、中扉が開けっ放しで中は誰もいなかった。 つまり、クリスはそこに居ないという事だ。
浩二が車の中を覗いている間、真上の空に何かが飛び去って行った。
飛び去る際に吹かれた風に感じた浩二は気づき始め、顔を真上に向いた。
空に映ったのは1機のヘリコプターだった。
浩二は悔しそうな顔で閉じた口を左右に動かしながらこう悟る。
浩二「なんてこった。 僕が敵と戦いながら進んでいる間にあのヘリコプターが先回りして、
そこでクリスをヘリコプターに無理やり乗換をさせたんだ」
???「流石、奴の弟だ。 お前の足は並に比べれば猛足と言っていい」
浩二「分かってたけど、そこにいたとはね。 君は港にいた男達のリーダーかい」
浩二がヤシの木の方へ振り向くとそこに、木の後ろから男が姿を現した。
灰色のカウボーイハットと黒のジャケットを見に包み、いかにも怪しそうな人物だ。
因みに、この男はSTAGE1の海岸で、遺跡の内部から浩二を監視する活動をしていた
???「いかにも、お前の推察は正しい。 俺の名はギルティア。
上の命令で君の知り合いを拉致させたもらった。 計画の為の手段としてな」
浩二「そうか、クリスを人質に取れば、幾ら兄さんであろうとも君達には手が出しにくくなる。
敵の立場なら、そうするのが妥当な手段」
ギルティア(???)「きっかけはバックを拾った事がな」
浩二「君達が何をしようとしているのか僕には分からない。
でも、クリスをさらった以上、見逃す訳にはいかない。とにかく、君とは戦いたくない。
クリスをいち早く救う為にもね」
ギルティア「さっき言った事を忘れたか? さっき拉致した女は計画の阻害を防止する為の物。
いわば、我々にとって保障だ」
そう言い放つと、ギルティアの後ろに大勢の部下が集まってくる。
ギルティア「手段は選ばん。浩二よ、ここで死んでもらう」
浩二「あぁ、こんな時に手間を食らうなんて・・・」
浩二はギルティアと大勢の部下を相手にする事に・・・