〜港湾外〜
ギルティア「ぐわぁっ、そっちもその為にそう使うのか!?」
浩二「当たり前じゃないか。
クリスに置かれている状況を考えると卑劣な手だけど、止むを得ない。」
ギルティアは大勢の部下と共に迎え打とうとするが、それに対し浩二はファイアーボールを発動して返り討ちされ、
部下を失うと同時にギルティアは浩二の技を受け、傷を請け負う破目に遭う。
ギルティア「ふっ、弟だからと言って甘く見てしまったな・・・。だが、これはまだ本の序の口。
もしお前がまた、計画の邪魔をすれば、排除活動は格段に上昇するだろう」
捨て台詞を吐き捨てると、白い球体を取り出しそれを足下に向けて投げた。
白い球体が地面に叩きつけられると球体が割れ、中から灰色の煙が湧き出しギルティアを包む。
その後、風の流れで煙が薄まった時、そこにギルティアの姿はいなかった。
浩二「やれやれ、僕達兄弟の信念は君達の忠告なんて効かないよ」
浩二の言葉はまさに、敵勢力の脅しに屈する事は無い時の表れである。
というよりも、圧勝した彼にとってはどこ吹く風の様な存在であろう。
浩二「さて、どうする。 クリスの行方を眩ましてしまった」
そう、浩二の目的はクリスの救出。 しかし、肝心のクリスはヘリコプターに乗せて何処へ去ってしまった。
いくら超人とは言え、ヘリの速さでは透徹、追いつける程の足では無い。
浩二「仕方が無い、まずはラジオのニュースで手掛かりを探らしてみるか。
アイツ等は唯のならず者の集まりでは無い事は確か、アレだけの手勢が整っていれば、
此処だけでなく何処かで騒乱を出す程、事を起こしている筈だ」
そう呟き、ポケットから取り出したスマートフォンでラジオを開き、ニュースを聞きだし始める。
ニュースの音声「臨時ニュースです。 先程お伝えしましたとおり、
和風の街で敵勢力の襲撃に遭い、現在 軍と警察の治安部隊が応戦中」
浩二「何だって!? これじゃあ、兄さんは事件に巻き込まれたのも同然じゃないか!
僕の洞察は嫌な雰囲気の中でも当たる・・・。 最高なのか最悪なのか」
ニュースの音声「次に謎の敵勢力に関するニュースです。
遺跡の洞窟で謎の敵勢力に襲撃されたと、発掘現場の関係者から伝えられました。
現地の警察は現在、直ちに現場へ向かっている模様。
尚、その洞窟は遺跡が多く建ち並ぶ海岸の近くの山にありますので、その付近にいる方々、直ちに避難を願います。」
浩二「・・・という事は?」
自分は"その付近"にいる。
そう感じた浩二はラジオを切り、浩二は山の方へ振り向いた。
その山は遺跡の洞窟が存在する。
手掛かりが掴めるかもしれないと思った浩二は直ぐに遺跡の洞窟へ向かって行った。
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〜 遺跡の洞窟・入り口 〜
入り口前に辿り着く浩二。 洞窟の入り口は石の建造物で出来ていた。
いかにも古代の人々が作らせたと感じらせてくれる。
浩二「奴等め・・・、此処で何を行おうとしているんだ?」
浩二は敵勢力の洞窟襲撃に疑念を抱きながら、洞窟の中へ入り込む。
そこで、彼はおぞましい物に遭遇する事になる。