敵を倒しながら進む一行。 ルルンはふと何かに気づき、上を向く。
デイル「あれは…?」
マシュリン「えっ? ゼロス!?」
見上げると、空にはジェット機で飛んでいるゼロスの姿があった。
ゼロスは魔術師達を見ている。
デイル「ゼロス! どうしてこんな事をするんだ? 話してくれ!」
ゼロスは何も反応せず、返事もしなかった。
その様子にマシュリンとルルンは異変に気付いた。
ルルン(何だか、あの人形みたいな無表情。 どっかで見た事が…。 あっ? まさか)
マシュリン「あぁもう! 敵がわらわらとやって来るわ!」
周囲から敵が近づいてきた。
デイル「新手の援軍か…」
マシュリン「デイル、援軍は奴らだけじゃないわ!」
応戦に入ろうとした直後、向こうからデイルの味方の勢力がやって来た。
デイル「おう、ありがたい!」
マシュリン「あっ、ゼロスが離れて行くわ!」
ルルン「僕が追っていくよ!」
デイル「待て! 深追いは危険を伴うぞ!」
ルルン「黙って見過ごすなんて出来ないよ。 馬鹿な僕で許して!」
ルルン、ゼロスを追いにデイルとマシュリンから離れる。
マシュリン(たまに勝手な行動を取るよね…。 無茶をしないで)
ルルン、屋根上に昇り、ゼロスに追いつく。
ルルン「ねぇ、ゼロスでしょ? どうしてこんな事をする…。 んん…?」
問いかけようとしたルルン。
だがゼロスの表情が人形のように形一つ変えなかったところを見て、異変に気付く。
ルルン「本当に…、ゼロス?」
ゼロス?「我がナはゼロス。 ゼロスは野望ノ為に破壊すル!」
話の辻褄が合わない。
それどころかルルンに攻撃を与えようとする。
ルルンはこの違和感が、確信に変わった。
ルルン「君は偽者だね? 誰に命令しているの?」
偽ゼロス「野望の為に破壊すル!」
ルルン「もう全然、答えになってないよ!
やれやれ、不安だったけど、偽者なら倒せそうだね」