味方の軍勢が加わった事で、状況が有利な方へ転じたデイルとマシュリン。
ようやく敵一人残らず撃退を成す。
マシュリン「見慣れない者ばかりでどうなるかと思ったけど、どんな攻撃をするか分かれば案外楽勝って事ね」
デイル「だな、ヴェルフォルニアは魔術と知性を極められたどの国も引けを取らぬ大国だからな」
この後、マシュリンとデイルは味方の軍勢と共に事後処理を務めた。
…しかし
デイル(…ん? 何だ、あのフードの男は)
デイルの視線の離れた先にある建物の陰で灰色のフードを被った眼鏡の男が、
複数のフードの男と共に立っていた。
眼鏡の男がデイルの視線に合った瞬間、背を向けその場から去って行った。
デイル(あの眼鏡…、誰だ…? いやっ なんだか脳裏が過って…。 まさか…)
マシュリン「どうしたの?」
デイル「悪い…、俺は残党がいないか見回って来る」
マシュリン「えぇ…?」
デイルは眼鏡の男の後を追うが、道中、フードの男に阻まれる。
デイル「どうやら、俺たちの味方ではない…。 だが、この街を襲った奴らの仲間とは言えない。 第三の敵と捉えるべきか…」